「どうしたって比べてしまう」マッドマックス フュリオサ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
どうしたって比べてしまう
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結果、観たかったのはマックスの物語であって『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で女性を中心にフュリオサを描き切った筈でアニャ・テイラー=ジョイを若きフュリオサにしたのは良いとしても主役としての存在感のなさが玉に瑕、鼻を特殊メイク?のマイティ・ソーが悪役としてキャラが立っていない、どう演じたいのか間抜けな奴にしか見えないし最後は喋り過ぎ、申し訳程度でのマックス登場には誰への気遣いか?そんなマックス不在を誤魔化しているように代わりみたいな警護隊長ジャックがお世辞にも格好悪くて。
物語も序盤からテンポが悪くテンションが沈む感覚を維持しながらそんな退屈になる間際でアクションシーンをぶち込んでくる感じに話の流れと関係ないような気もしてきたり、比べるしかない訳で期待してしまう訳で超えられる訳もなく、でも比べてしまう、それ程に偉大な怒りのデス・ロードな訳で。
ヴェノムなんか演っていないでトム・ハーディでサーガとかなしで前作から続く物語が観たかった、エンディングはダイジェストで流すし本作観る前の日に観てるしデス・ロード、マックスは主人公であって主役ではないシリーズ感に存在しないのは野暮過ぎて、ニュークスとか様々に誕生した濃いキャラクター陣、役者でもゾーイ・クラヴィッツやライリー・キーオにアビー・リーだったり新生が、そもそもの復讐にイモータン・ジョーは無関係だったのネ。。。
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