「物語を語るマッドマックス」マッドマックス フュリオサ あしたさんの映画レビュー(感想・評価)
物語を語るマッドマックス
荒野でガソリン車同士がぶつかり合い人間が軽々とぶっ飛ばされて燃やされ砂漠に叩きつけられて呆気なく消えていく。
この「呆気なく」ってのがマッドマックスの肝だ!また新しい呆気なさが観れて最高だ!ってずっと頭が興奮でぐるぐるした2時間半でした。
ここぞというときの表情のアップ、遠くの砂煙、なんだかわからない飛行物体などが画面に出てくるとこれよこれがマッドマックス!となりました。
端的に言って最高です!
前作に比べると(あの金字塔すぎる前作と)、ストーリーを語らなければならない今作品のもつ構造上仕方ないとは思いますが、まだセリフが多い印象があり、もっと短くあと20分縮めてジャスト2時間にできたらもっと名作になったかもと思いました。
そして、われわれが本当に観たい大暴れなアクションとストーリーはもう実は前作「怒りのデスロード」で観てしまっているという。
(エンドロールで見せてくれていましたね)
まぁ本当に贅沢なことなので!気にしないでできれば次もお願いします!
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