「演劇と襲撃戦争」マッドマックス フュリオサ viodamoさんの映画レビュー(感想・評価)
演劇と襲撃戦争
マッドマックス第一弾は、当時世界最速だったKawasaki Z1-900に乗る悪のボスとエンジンが露出のV8インターセプターに乗る若き日のメルギブソンとのカーチェスの印象があまりにも強く、それがアメリカ制作になってからは奇抜なメイクや、やたら戦争色が色濃くなりリアルな拳銃での射殺シーンが目立つ
ストーリーもアメリカ映画でよくあるストーリーなのだが、そこにグロが多く入っているから、当然「R指定」になり注意が必要
さらに、映画なのではあるが戦闘シーンがあまりにもリアル過ぎて、アメリカ人やイスラム系白人はまるで戦闘ゲームするかのように人を殺しても平気なのかと、実際の戦争が起きてる現実と照らし合わせてそのように感じてしまう。
全体に感じたのは、舞台演劇を観ているようなセリフのシーンと黒沢映画のような多くのエキストラを使ったシーンや拳銃で人を射撃するシーン、これらが少し馴染んでいないように感じた。
細かい所を見ればツッコむ所も多いが、この手の映画が好きな人にはたまらない作品でしょうね。当然親子で鑑賞する映画です。
追記
これからの車はガソリン車からEVや水素燃料に変わろうとしている現代に、まだ先であろうがこのようなガソリンなどを主軸にした映画は、これから先はどうなっていくのだろうかとふと思った。
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