「南海の大決闘」MEG ザ・モンスターズ2 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
南海の大決闘
中国資本が舞台や配役に大きく影響しているジェイソン・ステイサム主演のサメもんスリラー映画?の第2弾。
よく知らない中華系俳優が主役を食うくらいの大活躍をする。
まあ面白ければ何だって良いんだけど、いろんな事が透けて見え少し萎える。
巨大ザメに人間が恐れずにモリ(w/爆弾)やヘリのプロペラ一本持って立ち向かっていく姿はアクションとしては面白いのかもしれないが、一方で海中で人喰いザメに遭遇してしまった時の圧倒的な絶望感から来る恐怖心の様なものをガッツリと希釈してしまう効果もあり、サメ映画についてはスーパーマンは不要と思ってる。
というか小さな女の子までパドリングで身内でもない女性を救助しに行くという所業は人喰いザメをあまりにも軽んじており、恐怖映画ではなくただのアクション映画になってしまったことが残念でならない。
ファン・アイランドはリゾート化するにはあまりに調査不足だし(あれ恐竜?)、人喰いザメを人がたくさんいる場所へ引き連れて来るという犯罪に近い行為についてはどうしても共感や最低限のリアリティを感じるに至れずで、面白味は半減の半減でした。
Chomp、Chomp!
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