劇場公開日 2024年2月9日

夜明けのすべてのレビュー・感想・評価

全415件中、381~400件目を表示

4.5タイトルなし

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

淡々と時間が過ぎていきますが、しかし、飽きさせない映画でした
登場人物のやさしさが心地よく、やさしくするためには知ることも大切だと感じました
舞台挨拶の生中継もとても良かったです

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ともゆき

4.5プラネタリウム(天文)の分野が雑に過ぎる

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

今年60本目(合計1,152本目/今月(2024年2月度)13本目)。
(ひとつ前の作品「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」、次の作品「風よ あらしよ 劇場版」)

 この映画自体は原作があるので、それを無視することはできない状況です。

 一方、この映画の「主軸となる見方」では、PMSやパニック障害の当事者に対する接し方などが論点になってくると思うのですが、もう一つこの映画では主人公が務めている科学系おもちゃ等の製造の中小企業という前提から、いきなりプラネタリウムや天文の話に飛ぶという「飛びよう」がすごく、そこは一定知識があると???という部分は否めません。

 一応にも趣味が天文観測であるのでこの部分はかなり気になったところです。映画の感想自体は多くの方があげられているので、感想というより上記気になった点をメインに書いていきたいと思います(あらすじ自体は多くの方が書かれている通り)。

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 (減点0.4/天文に関する描写が不用意だったり、配慮が足りない(個別につき下記)

 ・ 後述しますが、2023~2024年の映画で、「サブ筋として」プラネタリウムや天文(星座ほか)の話が出る映画としては極端にマニアックな話題が出るかと思いきや、ちゃんと拾っていると???な部分が多々あり、ここは配慮ができなかったのか、と思います。
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 (減点なし/参考/ベテルギウスまでの距離)

 ・ 映画内では「500光年」としてストーリーが進みますが、日本の科学館(博物館、プラネタリウムを併設する施設ほか)では、450~700光年と資料がバラバラです(どの観測結果を引用したかによって異なる)。この点、「一説によれば」の一言がほしかったです。

 (※) 似た事例に、NHKアニメの「ふたつのスピカ」において、アニメ版は「スピカまでの距離は約350光年先」とあったのに対し、のちのコミック版ほかでは「当時の知見であり、現在では250~300光年とされる」と書かれたものがあります(同アニメの公開時期と現在とでは、こうした配慮の有無については当然差はあるもので、ここに触れていないのがかなり厳しい)。

 (減点なし/参考/「なくなって(墓場ではなく)天に上る星座」)

 ・ 映画の中では冬の星座の一環として、オリオン座とふたご座が示されていますが、そうであれば「ぎょしゃ座」もそうであるはずです。

 (減点なし/参考/移動式プラネタリウムの描写が不十分)

 ・ 移動式プラネタリウムなのである程度色の表現に限界がある点理解はしますが、オリオン座のリゲルが真っ赤に表示されていたり、そのすぐ近くに比較的明るい星が描写されていたり(この星は、エリダヌス座の「クルサ」で3等星)、やや変な部分が多々あります(かつ、この映画はエンディングロールで示される通り、科学館等がクレジットにあがっているので、そこが何か言わなかったのかという気もする)

 (減点なし/参考/うみへび座のアルファルドの扱いについて)

 ・ うみへび座は全天で最も広い星座で、そこに2等星のアルファルドがあるため「孤独なもの」として描かれているのですが、星空を見上げても星座境界線等が実際に見えるのではなく(描かれているのではなく)、星座を問わなければ近くにレグルス(1.4等星)などがあります。

 ※ なお、うみへび座は一般に春の星座とされますが、ある地点から一周ぐるりと見渡したときの360度のうち220度を占めるほど「横に長い」星座なので、実際には「どの季節でも見える」星座です。

 ※ また、「うみへび座」と「みずへび座」の混同が多いので注意です(後者は日本では沖縄でしか見えない。

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yukispica

5.0この先もずっと観続ける作品

2024年2月10日
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泣くことで映画の良さ、評価とはしたくないけれど、終始涙が止まらなかった。
日々感じてしまう生き辛さに優しく穏やかに自然に、寄り添って希望をそっとみせてくれる作品。
山添さんは元々上昇志向が強く、知らず知らずのうちに自分を苦しめていた。しかし心身を壊してもなお上昇志向は残っているが、上昇志向とはまた違ったベクトをみつける。いまの環境に愛着をもつ、言葉にするとありふれているが、わたしにとってすごく理想的な仕事の仕方をみせてもらった。
どうしても抗えないこと、生き辛さはあるけれど、それでも、そのままでいられる場所がある。きっとその人にとって生きていける場所がある。人と人がそっと支え合う温かい場所で生きていきたいと思った。職場の人たちがみんな過剰に仲良いわけでもなく、でもお互いに思いやりがあり、社長や【おばちゃん】的な雰囲気を放つあの2人のような大人に、自分もゆくゆくはなっていきたいと思った。

日常の中で苦しくなったとき、なにかに迷ったとき、この映画をまた観たい。
そんな私にとってのお守りの映画がまたひとつ増えた。
これで、またきっと生きていける、無理なくそう思わせてくれるずっと大切にしたい作品でした。
本当に素敵な作品をありがとうございます。

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のん

3.0日常が淡々と流れていくようなそんな映画

2024年2月10日
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邦画野郎

5.0温かなまちの住人たち

2024年2月10日
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この映画の中で何か劇的なことが起こるとか、ハッピーエンドが訪れるとか、そういうことはないけれど、人生の希望を諦めてしまったかのような、無関心をまとった表情から力みが抜けていき、うっすら微笑みが浮かんだり、柔らかな眼差しになったり。
そんな変化を見守ることができる、本当に素敵な映画です。

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つんころころ

4.5じんわり優しくなれる映画

2024年2月10日
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待望の三池監督作品。淡々と流れる普通の会社の日常と少し特性のある若手の社員2人の物語。登場人物全てが優しくて刺激が強い映画が多いこの頃、久しぶりにほっとする映画を見たなぁと言う感じだった。
それにしても脚本が本当に素晴らしい。近頃ドラマでも映画でも原作と意図の違う変更を問題視されてるけど、この映画は原作と違うところはあってもちゃんと根っこを理解してるから原作ファンもすんなり受け入れるだろうし、観終わった後素晴らしい感動をくれる。
特に派手な演技や音楽が無くても観てるうちにいつの間にか涙が流れてた。
俳優陣も素晴らしくてキャスティングした人に賞をあげたい。ありがとうあなたのおかげで素敵な実写の藤沢さんや山添くん栗田社長に会えました。
一つだけ言わしてもらえるならばクイーンファンの私はボヘミアンラプソディのくだりも入れてくれると嬉しかったなー

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マツコです

3.5自分ではどうしようもないことを受け入れるということ

2024年2月10日
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TS

もっと暗く重い話だと思っていたが全然ちがった。心が温まり優しい気持ちになる。相手を気づかうような気づかわないような感じの会話が良い。「パーフェクトデイズ」程ではないが日常的な出来事しか起きない。

2024年2月9日
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マサヒロ

4.5苦しみへの援助ではなく、ただ隣にいるということ

2024年2月9日
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幸せ

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もい

1.0原作を読んだ上で見ましたが…

2024年2月9日
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情報が解禁されてから原作を読み込み、今か今かと公開初日を待ち侘びていましたが、蓋を開けてみると意図がよく分からない謎の原作改変ばかり。私の好きなシーンもほぼ全カット。原作通りの藤沢さんと山添くんを望んでいた私にとっては、望んでいたものとかなりかけ離れている映画になりました。二人の友達でも恋人でもない関係性がじっくりと構築されていくところを描いた原作から、どうしてあんなものができあがってしまったのでしょうか。見ていてとても悲しかったです。キャストのお二方の演技はすごく自然で素晴らしかったので、それもあってとても惜しい!すべて原作通りにしろとは思っていませんが、いくらなんでも原作とかけ離れすぎていたのでこのような評価とさせて頂きました。

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やまい

4.0それでも生きていく

2024年2月9日
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fin

3.5「互いに助け合うこと」の大切さ

2024年2月9日
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tomato

5.0他人をさり気なく思いやる気持ち

2024年2月9日
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映画観ました。あたたかく穏やかな日常って実は難しいからうらやましく眩しく感じるのかも。

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ミナ

4.5タイトルなし

2024年2月9日
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誰にも等しく夜明けはやってくる。特別でない当たり前の日常を切り取って映す。独特の雰囲気を纏った松村北斗と安定の上白石萌音。周りを固める役者陣も素晴らしい。優しく寄り添ってくれる作品。

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こち

4.0映像の質感と俳優が演じるリアリティが醸し出す極上のヒューマンドラマ

2024年2月9日
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三宅唱監督作品とあっては観なければなるまい!というモチベーションで鑑賞。
予告を目にしたときから、確実に期待に応えてくれそうな予感がしていた。

PMS(月経前症候群)で月1でイライラを抑えられなくなる藤沢さんと
パニック障害を抱える山添くんの中心に描いているのだが、
まずもってこの二人の恋愛ドラマという単純な作品ではないことに
感銘を受けた。

というのも、お互いの病に向かい合い、「治療する」ではなく、
「助けになることがある」という山添くんのセリフが
そして実際にお互いのことを考え、行動している姿が
この作品の全てを象徴している。

藤沢さんとお母さん、友達、との関わり合いも、実にリアルだし、
友達に恵まれていることも救いだろう。
山添くんも元会社の先輩の存在も大きかったことと思う。
何より、本作の中心の舞台でもある職場の人・環境も素晴らしく、
そして優しい。

そう。なんと優しい映画なのだろうと思う。

また、映像の質感が素晴らしい。
色味。特に夜景が美しくため息が出るほどだ。
映像から感じられる空気感・雰囲気も本作に見事にマッチしている。

私としては、上白石萌音の演技が圧巻であり、
特に月1イライラ直前・最中の表情や話し方が激変することに
感動を覚えた。
数々のキャリアを打ち立てている俳優だが、本作は間違いなく彼女の代表作になるに違いない。

多くの方に観ていただきたい、まさに"今"観るべき映画だと思う。

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ひでちゃぴん

2.0こんな話だったっけ?

2024年2月9日
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数年前に原作を読了。
映画化されると発表になり、期待していたけれど、見事に裏切られたなぁ。
自転車の件は、バッサーっと切られた。
プラネタリウム?
介護?
松村北斗しか観ていない人には問題ないだろうけど、残念だ。

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ちゃ坊主

5.0何度でも観たいあたたかさ。

2024年2月9日
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押し付けがましくなく、日常を優しく生きるその日々が描かれている。
上白石萌音と松村北斗の自然さが心地よく、表情や声の変化が秀逸。
何度でも観たくなる心に寄り添ってくれる映画。重いテーマが根底にあるが、クスッと笑える要素も多く、曲や風景描写で柔らかい気持ちにしてくれる

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はるはな

夜明けのすべて

2024年2月9日
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幸せ

そこには山添くんと藤沢さんが確かにいた。

終始優しい映像と音楽。
表には出さなくても、みんな何かしらの悲しみを抱えている、、、

人に優しくありたいと想った。

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みかずき

5.0共感度120%!主人公の心境と夜空の景色の対比が鮮やかだ

2024年2月9日
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幸せ

内容は「PERFECT DAYS」のように淡々と進んでいきます。
主人公の藤沢(上白石萌音)はPMS、山添(松村北斗)はパニック障害に苦しんでおり、現代のストレス社会では多くの人が何らかの病気や症状を抱えており、職場等でトラブルが起きやすくなります。自分自身もいろいろ思い出すことがあって大変共感できる内容でした。
このような病気や症状を持っている人は、どうしても自分の殻に閉じこもりがちになり、窮屈な小さい世界で過ごすことが多いと思います。
山添と藤沢がお互いに向き合うことで、
小さな世界から夜空やプラネタリウムの大きな世界に流れていく対比は鮮やかで、開放的な気分になりました。
「太陽は動かない」と劇中で語るように
自分中心でなく、世界を広げて物事を見
ていくことが重要だと感じました。

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ゆきとう

5.0夜明けのすべて

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

原作本を読んで、本作を観ました。ストーリーは原作と変えている部分はありましたが、原作で感じたまんまの山添君と藤沢さんでした。映画に関わった皆さんの瀬尾さんへのリスペクトが感じられる素敵な映画でした。主演のお二人のナチュラルな演技に心が浄化されるようで、今まで感じたことのない余韻に浸っています。

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Rei