「夜明けのすべて」夜明けのすべて tyshiさんの映画レビュー(感想・評価)
夜明けのすべて
最高でした。
見た後も、見てる時も頭の中がぐちゃぐちゃ。考えさせられるって言うより、考えが止まらない感じ。
同じ音楽の繰り返しが、映画に落ち着きを持たせ、障害という思いテーマをさも軽やかに扱い、特別扱いせず、等身大に描き切った。
見てる時に色々考えては消え、考えては消え、ほとんど忘れてしまった笑
一つ言えるのは、映画は流れではなく、シーンの積み重ねであることを再認識した。だからこそ、我々はシーンを考えなければならない。
原作があるとはいえ、脚本が素晴らしい。
あらすじ
PMSを患い、月に一度イライラが抑えきれなくなる藤沢は、PMSのせいで会社を辞め、プラネタリウムの製造会社へ転職する。そこで、パニック障害を持ち、同じように会社を追われて転職してきた山添と出会い、2人はお互いの障害について理解を深めていき、お互いに助け合おうとしていく。藤沢は、山添と出会うことで、これまで憂鬱だった自分の障害に対して、ポジティブな感情を持ち始める。山添は、藤沢と出会うことで転職先での仕事のやりがいと、人と付き合っていく大切さを知ることになる。
ログライン
PMSを持った女性と、パニック障害を持った男性が出会い、お互いに支え合うことで、それぞれの環境の中で成長していく。
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