ヴェンデッタのレビュー・感想・評価
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名優の末路
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ヴェンデッタとは復讐のこと、まさに始まりから終わりまで延々続く復讐劇。復讐劇を成立させるためとはいえ、悪はネチネチ迫るし、法や警察の無力ぶりは余りにもリアリティの欠如。
何の罪もない少女を殺してギャング集団に何の意味があるのか理解不能、父親を復讐の鬼にするためだけでしょう、おまけに母親までとは・・。
エンドクレジットで「復讐は権利であり絶対的な義務である(スティーグ・ラーソン)」と出る。スティーグ・ラーソンはドラゴン・タトゥーの女を書いたスェーデンの小説家。
ブルース・ウィリスは殺人狂のギャングのボス役、落ち目になってからB級映画の客寄せパンダ的なチョイ役にも甘んじて出ていたが本作ほどの非道な悪役とは酷すぎます、出て欲しくなかったですね。かのマイク・タイソンンもチョイ役、この監督意外性狙いなのか、名声に泥を塗るのが趣味なのでしょうかね。
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