沈黙の艦隊のレビュー・感想・評価
全334件中、181~200件目を表示
2時間の限界か、
原作のマンガを読破、完読していて、それでこの映画は上映時間が2時間ほどということで、どうまとめるか不安でもあった。
やはり、というか、期待はずれとは言わずとも、物足りない感は否めず、だいぶ原作よりボリュームがなく、さすがに映画にすると「そりゃ、そうなるよな」とも思う作品に感じた。
冒頭からこのマンガのストーリーからするとスロースタート気味で、「やはりな、こういう終わり方になるわなあ」と。
前編、後編で、計4時間くらいあるボリュームでもいいかも。
潜水艦のシーンと室内の会議のシーンとが頻繁に入れ替わったりそういうのもなんか興醒めになった。
俳優陣も豪華、でもストーリー、脚本、演出にもうちょっとがんばってほしくもあったかな。
日本の総理大臣もあんな「おじいさん感」があるものでもなく(笑)、荒っぽく発言してた深町も敬語だったりソナーのユースケがタメ口だったり、原作をいくらかでも知ってたらどうにも違和感があるかも。
Twitterではいい評価も多め、でもここのみなさんは低評価の人もいたりで、うん、自分も高くは評価しにくいかな、と。
それだけこのマンガの作品が好きだから。
戦闘シーンの迫力しかり、さらにはロシアの潜水艦とのバトルやら、それはぜひ続編で!
こりゃ、キングダムみたいに「4」とか「5」?くらいまでありそうな。
王騎役とともに、大沢たかおは続編続きで忙しくなる、、か?(笑)
そりゃ一本には収まるわけがない
原作は途中まで読んだことがある(というより途中までは大好きだった)。でも最後どう終わったか覚えていない。忘れっぽくなったということでなく、たぶん読んでいない。ただ、かなりの量があるのに、一本の映画に収まるわけがないと思っていた。案の定丁寧に物語るペースで話は進む。重厚な感じでいい。序盤でこりゃ次に続くなと思っていた。そりゃそうだ。
実は潜水艦の戦闘シーンはどんなレベルになるんだろうと不安に感じていた。いやー、舐めてた自分を怒りたい。いいじゃないか、これ。艦長と乗組員たちのやり取りと海中海上での駆け引き。緊迫感のある映像は、原作序盤の潜水艦バトルの魅力を十二分に表現してくれていたと思う。潜水艦の船首から船上を映し出す手法が、「トップガン・マーヴェリック」を連想する作りだったのも面白い。まったく影響を受けていないのであればごめんなさい。あの揺れが演出するリアリティは本作でも感じられた。潜水艦のシーンだけでも観る価値がある。
ただ、微妙なところもいくつか。原作での海江田もクールでつかみどころない人間だったが、大沢たかおが演じてしまうとどうしても王騎を思い出してしまう。悪くはないんだけど。あと、やはり気になるのは時代の違い。原作連載当時はまだ冷戦終結前後で東西対立が激しかったから、マンガとはいえあんな絵空事でもそれなりに楽しめていたんだと思う。でも、今の世界にあの設定をそのまま持ち込んでしまうと彼らのテロリスト感が強くなってしまう。ここらへんは続編でどう語るかにかかっているのだが、そもそも続編アピールもしないのはどういうことなんだ?ヒットしないと続編作らないぞという脅し?
おぼろげに覚えている、国会での海江田の討論場面をぜひ映画で観てみたい。
削除される点は無いはずですが‼️❓
いただけねぇ
あれ?
私が悪いのか?
盛り上がりそうで…
テーマは戦争と平和?
潜水艦同士やアメリカの第7艦隊の攻撃などのシーンは、緊迫感があってハマります。また、原子力潜水艦についていろんなことを知ることができたので、実りの多い映画です。船内に何ヶ月も閉じ込められるという生活は、普通人には耐えられない部分もあります。例えば寝台などはめちゃくちゃ狭いですから、すぐに息苦しくなりそうです。ストーリーは大沢たかお艦長など76名が、アメリカの原子力潜水艦を乗っ取り、「やまと」という独立国をつくります。そして究極の目的は世界平和のために世界を一つの国家にしようという壮大な目標を持って動きます。こういうテーマはいつの時代にも語られてきたものでしょう。かの徳川家康でさえ、平和の世界を作るために戦争をしてきました。戦争というプロセスを経ない限り、人間は平和を勝ち取れないのかもしれません。あるリーダーのエゴのために侵略があり、戦争が繰り返されてきました。この宿命的な人間の性は何から起こっているのでしょうか。私はズバリ、その力を持つものの正義感だと思います。つまり正義感は戦争の元凶なのです。それではどうすれば戦争をなくすことができるのか。理屈としては簡単です。人間一人一人の競争心、闘争心、頑張り、努力、必死さをすぐやめて仕舞えば叶う話です。一人一人が感謝の心で、素のまま生きていくという思想が広まれば、戦争はなくなると夢想できます。しかし残念ながら、100%平和な世界はやってこないと思います。なぜならどんな時代になっても、善と悪は拮抗するのが宇宙の法則なのかもしれないからです。戦争というシナリオから人間は逃れられないのかもしれません。
追記 独立国家「やまと」は平和のために「日本」と手を結ぶという次回のテーマが本当に楽しみです。
ほぼ及第点
この映画はシリーズ化するんでしょうね?何と言ってもまだ10分の1しか進んでいません。この映画はまだネタフリの段階だと信じています。
コミックの映画化なので期待はしていませんでした。しかし、35年前と世界情勢が異なる部分で幾分省略はあったものの、手抜きではなくやむを得ないと思える程度でした。従来型の潜水艦の内部はリアリティが有りましたが、シーバットは架空のものなので仕方ないとは言えちょっと安直な感じがします。次作では今回作とセットは異なってももう少しリアリティのあるものにして欲しいところです。その部分、他がしっかりできていたので残念です。
ストーリー的には先に言ったように、手抜きがあまり無くコミック3巻分が2時間なら納得できます。
終わり方が続くという事を暗示していますね。
海自マニアにはたまらないだろう
近年の日本の軍事もので良作
肩すかし
期待し過ぎたかも
原作は未読だが予告でキャストも豪華だし作りとして面白そうだったので鑑賞。
結論から言うとイマイチ。出演者達の演技は良かったし映像も良く作られていたと思うけど起承転結があまりにも無さすぎる。
何処から盛り上がってくるんだ?と思ったら映画が終わってしまって拍子抜け。続編ありきならいっそのこと最初からそう言っておいた方が良かったと思うし続編があったとしてもこの映画自体のオチはちゃんと作って欲しかった。
ただ艦隊物としては迫力はあったしそこは映画館の大きなスクリーンで見れて良かったかなと。
大沢たかおは何に出ても同じ演技しててまたか〜と正直思ってしまうけど…上戸彩があまりにも一瞬過ぎて驚いたのと玉木宏は個人的に凄く良かった。
初回2時間スペシャル
マラソン大会に参加後観賞。
心地よい疲労感もあって幾度となく睡魔に襲われ意識が飛んだ。
なので私の見逃しによる誤解もあるかもしれないので、
これでも採点はかなり甘め。
仕方のないことだが潜水艦内の映像が多くて単調。
暗めの場面が多く、眠気を助長する。
世界平和のためには絶対善が力で抑え込むしかないのはわかるが、
自分が絶対善だと思っている時点でずれてる。
まだまだプロローグさえ完結していない観があり、
これから始まるドラマの初回2時間スペシャルと言った感じ。
今後アマプラで無料ドラマ化なら観るかもだけど、
延々とシリーズ化するなら映画館で観なくてもいいかな。
夏川結衣はずいぶん貫禄が出たなというのが一番印象的だった。
全334件中、181~200件目を表示