「説明最初に欲しい」アダマン号に乗って ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
説明最初に欲しい
2023年劇場鑑賞104本目。
内容ほぼ知らずに鑑賞。セーヌ川の船のドキュメンタリーということで面白観光客エピソードかなと思っていたらなんかずっと一般人がしゃべっているのを映すだけ。
日本のドキュメンタリーなら一回客観的視点からこの施設の紹介をして、この人たちがどういう人か教えてくれるのでしょうが、彼らの会話からどうも病院に通う話が多いな、それもだんだん精神科っぽいなということがやっと分かってきて初めてこの映画の意味がわかります。
あくまで精神病患者なので会話は知的障害者の話す内容とは異なり普通の事を話しているだけに思いました。ありていに言って面白くもなんともなかったです・・・。自分は障害者と関わる仕事をしていて、、普段自分からは絶対生まれない思考回路からの対話をしているので、日々の体験の方がよっぽど映画になるかな(笑)
せめてラストのようなディベートみたいなのがもっとあればよかったのかもですが、あれだって患者とカウンセラーがちょっと話し合っただけで、患者同士がその場にいる相乗効果みたいなものは全く感じられませんでした。
いや最後に説明するんかい!
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