「自己愛と家族」ミツバチと私 きーろさんの映画レビュー(感想・評価)
自己愛と家族
これは主人公のアイトールでありココでありルシアであり8歳でベルリン映画祭の最優秀主演俳優賞を受賞したソフィア・オテロくんを愛でるための映画です。とにかく可愛くて美しいのでこのまま大人になって欲しいです。父親みたいになりたくない?そりゃそうですよ僕らだって髭生えた君を見たくないもの(観客も自分勝手です)。内容的にはたまたまかもだけど「僕らの世界が交わるまで」と同じの自己と家族との距離感の話で、母親が意識高い系で自分のことで手一杯で子供にまで気持ちが回らない感じとか既視感がすごかった。テーマとか流れとか結論とかが曖昧だからどこに向かってストーリーが進んでいくのかわからないし正解も現時点ではないのでぼんやりした印象になってしまうのは否めないかな。個人的にはバスク州なのに誰もベレーかぶってなかったのが不満ではあります。ファーストデイとはいえ一本見るのに1,300円って映画は高い娯楽になっちゃったなあ。普通料金なんて絶対払えないもの。
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