「淡々とした殺し屋を淡々と描く」ザ・キラー まままさんの映画レビュー(感想・評価)
淡々とした殺し屋を淡々と描く
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もし神経質な殺し屋がいたらどんな実態だろうか、という話を静かに丁寧に描いている感じ
緊張すれば心拍は上がるし
うとうともしちゃうし
できる限りの集中を試みるけれど失敗もするし
殺し屋に返り討ちにあってボコボコにされるし(アクションすごい
眠らせたはずの番犬に追いかけられるし
美人殺し屋には何故か不必要に近づいてしまう
あとは証拠品の捨て方には合理的な大胆さがある
船から捨てたり
道具はアマゾンで買う
殺したらすぐに飛行機で出国
ただ全体としては緊張感があり、所々に洗練されたスタイリッシュな日常もあり魅了もされてしまう(デスノートを見たときのワクワクに似ている)
集中のためのヨガのようなストレッチ
ホテルの部屋のドアノブにコップを置いたり
釘を打って死ぬまでに猶予を作ったり
犬の餌に薬を入れたり
悪くはない、悪くはないんだけれど、、、どうしても少し物足りない感じがあるのはもう仕方がないのかもしれない
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