劇場公開日 2023年10月27日

「いつも寝不足な人間が出てくる映画」ザ・キラー チャン・パーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0いつも寝不足な人間が出てくる映画

2023年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

私の映画ポイント1.ハラハラする 2.音 3.生き方に対する考え方が同じか
1と3がクリアできていたので見てよかった。自分と主人公が重なってすこし鬱になった。
無名で地味でいつも一人目立たず眼差しがいつも困ってるような生きるのがしんどそうな雰囲気目に光がなく開いてるけど死んでるような表情ただの穴に見えたオーラがなくしょぼくれた男 イケメンの俳優が演じているのにかっこ悪く感じる そして5人を躊躇いなく殺す様を見ればサイコパス的な 彼が物をあちこちに簡単にどんどん投げ捨てる所がとても不愉快 パリ(ダマスカスシリアの首都ベルリン東京)ドミニカ共和国サンフランシスコニューヨークシカゴ レストランインテリアリッチな住居ドレッシーなファッションモダンビクトリア調クラシック モサドやメンサでなく高級なフィットネスジムの会員 刺激がなく生きることに飽き間延びしてしまった顔という感じでも依頼の殺しに失敗して制裁を受けその復讐を行う時はミスなく素早くとても有能になる緊張感 精彩が戻ってきた感じ 死神の話とも受け取れる突然死の宣告 國分功一郎「暇の退屈の倫理学」でファイト・クラブについて書かれている箇所があった 殺し方が残酷きれいに整えられた場所が壊され割れてむちゃくちゃになる 彼の映画には裕福で満たされた暮らしをしている人たちが生きる意味を見出せないというテーマ 殺しを遂行するときに自分に言い聞かせる言葉が私も自分によく言う「自分の利益になるか」と問いかけてる 同じだ 用意周到に一人で殺しの準備をするところが沢田研二「太陽を盗んだ男」を期待して鑑賞した 他の方のレビューを見ると同様の見方をしている人は皆無で殺しの仕事を失敗してコメディになっているという感想が多い しかし主人公が暗いとか孤独で可哀そうという感想は全くなかった そういう感想を持たないということはリッチな所に気持ちを持っていかれるし彼の事可哀そうという感情は起きなかったようだ私は気にしすぎかも。
カリブ海 野球が盛ん キューバ(アメリカと国交なしキューバ革命50年時が止まっている)ジャマイカ(英語レゲエボブ・マーレーウサイン・ボルト) ドミニカ

チャン・パー