「瑞々しい不思議な空気の余韻」サイド バイ サイド 隣にいる人 humさんの映画レビュー(感想・評価)
瑞々しい不思議な空気の余韻
現れた蝶々が姿をみせたり、消えたり時するのを追うような感覚で、彼らのつながりや言葉の流れを眺める。握らされたのは行き先の書いていない切符で、時々、不安や期待をいりまぜた長い夢をみている気分だ。
眩く広がる光や一筋の強い光を自由にあやつり誰かの心とシンクロさせながら来る終わり。
水彩絵の具が水にとけていく時の、あの掴みどころがない感じの最後に、あの部屋で彼女につたう涙だけが現実のものとしてくっきりとフォルムを伝えてきた。
そして、ほわっと耳に残る未山くんの「おいで」の音も未山くん自体もすべて幻だったとしても…と思ったのだ。
あの「おいで」は、知らないふりをしてきた自分のこころをはっとさせる。
それに気づいたひとだけが、さし出された未山くんの乾いた手から伝わる温度となにかを受ける自分を知る。
未山くんはもうこないことを知ってる美々と猫のないしょ話がきこえそうなここだけのあと味がする。
修正済み
映画って、芸術の分野なんだなと認識させられた作品でした。
私、性格が適当なので、理解できない作品は雰囲気を楽しめば良いかと思いながら観てます。
でも、humさんのレビューを読んだら、登場人物の誰かに寄り添って観ていたら、もう少し感想も変わったのかなと思いました。
今晩は!
タイトルに書かれている、不思議な空気はまさに!
日本ドラマは全くないんですが、邦画こういう意味不明系映画ってちょいちょいありますよね!後で結果見ると人気ない(笑)
なんで作るのか分かりません。(笑)辛口失礼しました。
こんばんは。
コメントそして共感
いつもありがとうございます。
謎が多く
自分の想像できるところまで
辿りつくことができずに終わった感じです。
でも、光の映像がキレイでした。
坂口健太郎さん本来の良さを演出していた様に思いました。
私は最後、牛がモー🐄とか大きい声で鳴いていたのは、踏み殺したとか直接、死に関わる事じゃなくて、彼があの世へ消えていくのを、悼んでいたような気がしました。
色々、辻褄合わなくても…
こんにちは~
コメントありがとうございます!
もし私が付き合いたて彼女とこの作品を観てたら沈黙ありすぎで気まずいっすね~(笑)
またよろしくお願いします!