「映画での要素 ヒューマンドラマ、大仕掛けの魅せモノ(セット+CG)、音楽、効果音+IMAX音響➕監督の技量、構成〓最高調達点な作品」タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター AKF-RHOOさんの映画レビュー(感想・評価)
映画での要素 ヒューマンドラマ、大仕掛けの魅せモノ(セット+CG)、音楽、効果音+IMAX音響➕監督の技量、構成〓最高調達点な作品
映画内容としては、1998年アカデミー賞11部門、グラミー賞、またつい最近までは歴代世界興行収入1位(2023年では違います)を誇った作品。
初公開時は、ハリウッド大作品ということでお得意のパニック映画と思い鑑賞したため、それまでのこの手の映画作品作りと違い、タイタニック船上場面で展開されるLove Storyがメイン(人間模様ドラマ)に驚かされ、STORY展開のテンボ、音楽、始まったばかりの劇場サウンド(DTS)に感激したものです。
ここでは、あまりに有名作品ですし再上映なので、あえて内容には触れず他について書きます。
25周年ということでHFR(ハイフレームレート)1秒間のコマ数を24コマ→48コマ数に増やして(アバター 、アバター・ウェイオブ・ウォーター、 2022年一部劇場公開版)と同じ方式➕3D(2012年公開)➕リマスター➕IMAX(上映館による)
結果は、元本編はシネスコ画角で作られているので、IMAXの画角は堪能できない。が、IMAXのスクリーン鮮度(明るさ)、4Kレーザーはだせたのかと。ただし、リマスターとはいえ元素材の関係か最近のIMAX作品ほどの画質は感じなかった。最近のIMAX作品のようなハッキリ、クッキリ感は無く、エンドロールの文字もやわらかめ。
3Dに関しても、部分部分は3D(立体、遠近)だしているものの、元素材がノーマル撮影からの3D化なので、最近のアバターの様な3D効果はありません。3Dは1要素にすぎません。私的には3Dメガネは無しの2Dで良かったのではと感じました。
★IMAX4kレーザーGT HFR鑑賞
★重低音 5⭐
★分離度 4⭐
★音圧 5⭐
★移動音 4⭐
★サイド(左右、後/活躍度)4⭐
★サラウンド 5⭐
今回のIMAX音響での音ですが、初公開時はDTS鑑賞。
劇場の違いもあると思いますが、全体的にスクリーン側に重層な音響がメインに集められ、もちろんタイタニックが沈没場面での沈み行く船の叫びとも言える轟音(効果音)はスクリーン側も側面、後方というか、館内全体に響き渡ります。
(重層音 沢山の音、音楽、効果音、他、重ね合わせたという私なりの造語です)
今回、
重層音比率:前6.5 後3.5
初公開時
重層音比率:前4 .0 後6.0
特に感じたのが、Eデッキ他の沈みゆく船内環境音でDTS鑑賞ではわりとスクリーン側は静かであったのが氷山に激突してからが、客席側のスピーカーがフルに目一杯活躍しださたこと。鮮明に記憶してるのが、客席側、サイド左右スピーカーより船体きしみ音(グォーン)が右から左、左から右へと鳴り響き移動+サイドスピーカーの限界スレスレの重低音と音量で鳴らしていた事です。
今回IMAXでは、全般にわたり響き、サイド左右の響きわたりかたも、全体での音響使用が多く、一つ一つの音の分離を聞き分けるのは難しく全部重層音に変えたように感じます。
たくさんの共感ありがとうございます😊
私も「タイタニック」は劇場公開時に鑑賞したのですが、この映画、11月の東京国際映画祭がワールドプレミア、そして12月20日が世界同時公開だったのですが、日本のみ1週間前の先行上映、2週間前の先々行上映が実施され、私は先々行上映を鑑賞し、世界で2番目に観たんだと周りに自慢したものです!!懐かしい!!