モンスターレイダーズ

中華製のB級映画としてみたら最後までハラハラした。
映画の冒頭に最後のシーンが描かれているのですが、物語のテンポが良くてハラハラしてみることができました。ストーリー的にはよくある話ですが、主役の女性が美人揃いで見応えがあるのが良かったのかも。

女兵士が巨大サソリと闘う中華製モンスター映画。
冒頭3分でクライマックス、砂漠の地下から脱出してきた男女３人、地下は爆発し巨大サソリ出現、女兵士が倒れたところで映画は３日前に遡り事件のいきさつを１時間余り見せて冒頭のクライマックスに戻ります。まあ、関心を引くための構成でしょうが結果を先に見せてしまうのは頂けませんね。
舞台は軍属企業OMHテクノロジーが所有するゴビ砂漠にある生物兵器の地下研究所、ガンマ線を生物に当てるとDNAが変化して怪物化するらしい。調査に科学者の青年と護衛の女兵士を交えた特殊部隊が研究所に潜入、果たして真相は如何に・・。
青年はただの添え物、天才科学者と言うが単なるゲーム好きのオタクにしかみえませんし、危ないところにわざわざ女兵士という設定が嘘っぽい。モンスターも冒頭からサソリと分かっているから興味は半減、不可解なのは足をサソリに刺されたのに死なない女兵士、これも変異なのかは説明なし・・。まあ、暇つぶし程度の娯楽作品ってとこでしょうかね。