目の見えない白鳥さん、アートを見にいくのレビュー・感想・評価
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白鳥さんと両監督
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本を読んだ上で京都の出町座で映画を鑑賞してきました。同名タイトル本も同じように「すごい!」と感じたのですが、ここ最近観た映画の中でも名作です!美術館へ行くことや作品を観ることのハードルも下げてくれますし、ドキュメンタリー映画という枠を取り外しても名作です。 お二方の監督の編集はとても工夫されていて秀逸でした。途中で差し込まれるアニメーションやテロップも笑いを誘ってきます。そして「見えること」「見えないこと」について考えさせられることも、きっちりと作品の中に盛り込まれています。 上映後の白鳥さんや監督のお二方と裏話ありのトークセッションも軽妙でとても楽しみました。制作の裏話を聴くと映画が作られた時の雰囲気が、さらに身近なものに感じられました。 本を読まなくても充分に楽しめると思いますが、本を読んだ時の余白をうまく埋めていて、特に映画の中に登場する人たちのコメントがとてもいいのです。これが編集の妙なのです。 今の時期しか無理だと思いますが、舞台挨拶など白鳥さんや監督さんの映画に関わった方のお話を直接聞ける状態で鑑賞されることをおすすめします。面白さが倍増しますので!エンドロールの音楽もとてもいいですよ♪
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