劇場公開日 2023年3月18日

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「ミスキャスト」赦し サダオさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0ミスキャスト

2023年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

試写会当日は舞台挨拶もあり、尚玄ならびにMEGUMIや藤森慎吾も来て、役作りに関することを語ってくれました。
尚玄という役者さんは初めて見る方だったのですが、スーツの似合う、彫の深い役者さんで、ちらしの筆頭に名前があるので、ヒロイン(加害女性)の松浦りょうより重要な演技をするんだなあと思って、本編を見ました。
開始5分、尚玄のセリフ回しが下手で大根と思った瞬間から、帰りたくなりましたが、きっとなにかあるんじゃないかな?と言う淡い期待から途中退席をせずに最後まで観ることが出来ました。
簡単に感想を言うと「赦し」というタイトルに対する表現のあまさ、MEGUMIと藤森慎吾では夫婦の危機やひっ迫した問題を表現できない事(ちゃらいし、MEGUMIは軽いし)、そして、尚玄と言う舞台俳優の様な容姿はいいけど演技が三流の役者と相まって、何の緊張感も生まれませんでした。
ゆいつ、松浦りょうがほっそい目で後ろの尚玄の姿か、ただ後ろを向いているのかじっと見ているシーン(映画のちらしにもなっています)の雰囲気があり、今後、日本人だけでなくアジア人を演らせたら右に出る物がいないでは?と思わせる感情の無い芝居はこの映画、唯一の発見で掘り出し物だったかもしれません。

サダオ