「ラピュタとナウシカを足して3くらいで割った薄いジブリ感。」大雪海のカイナ ほしのけんじゃ やまちょうさんの映画レビュー(感想・評価)
ラピュタとナウシカを足して3くらいで割った薄いジブリ感。
レビューの題名は嫌味っぽくて申し訳ないですが、これは単なる模倣じゃなく、あくまでオマージュとして捉えておきたい秀作です。
でっかい木とか巨神兵的なロボとか眼鏡?の悪役とか・・・数えればキリがないくらいラピュタ、ナウシカとの類似点はあります。あまり詳細書くとネタバレしそうですね。
ただ総じて東亜重工?をはじめとする科学技術を否定しない・・つまりエセエコロジーを推奨しない部分はむしろアンチテーゼ的でオリジナリティ抜群です!弐瓶勉先生最高!
また女性が強く優しくそして何より美しく、活劇的に大活躍ってだけで日本のアニメの素晴らしさを誇示している様です。
SFとしての着地点も説得力あってなかなか読後感良かったですね。
そこまで期待してませんでしたけど、爽快感もあってTVシリーズを拒絶しなかった方には是非、おすすめしたい作品です。
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