映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブンのレビュー・感想・評価
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既視感
ゼンカイジャーはともかく、
昨今の戦隊はレッドがポンコツで、
周りのフォローが重要。
キングオージャーは特にそれが顕著で、
まだロクに戦隊として戦えてもいない。
今回ギラが戴冠して、
漸く戦隊としてスタート切れる訳だが、
その前にご先祖様にご挨拶。
死者の世界で、各人のご先祖や、
所縁のあった人に遭遇するが、
悉くネガティヴ。
「お前に代わってオレが王になる」とか
「みんな一緒にこっちで暮らそう」とか
元の世界に戻りにくい言葉を掛けてくる。
これなんか観た事あるなー、
て思い出すと、
「鬼滅の刃 無限列車編」で、
炭治郎が眠る度に見る夢の中で、
死んだ家族から掛けられる言葉が、
夢から覚めるのを拒む程心地良い。
そういう壁を乗り越えて、
王様になるというプロットは、
真似っこかもしれないがよく出来てる。
ギラがライオニールに立ち向かう時は、
少し涙も滲んだ😂
しかし皆さんも言うように、
尺が短いのと、
雛形を無駄遣いしてるのと、
やっぱりギラの稚拙な演技が🤣
それもあってか、
今回の脇はキャラ立ちが素晴らしい。
元々ハチの人とクモの人は、
良いキャラだと思っていたが、
映画では女性2人も良かった👍
カマキリとチョウの人ね😅
仮面ライダーのおまけ的な作品だけどそれでも……
死の国に関する設定が曖昧だったり、キャラの行動の動機付けが不十分な作品だった。尺の都合はあるだろうが、それを考慮してもひどい。もっとうまい話の流れを、素人なりに考えてみたのでそれもここに記す。
まずシュゴッダム国王戴冠時に開かれる死の国ってことは、ラクレスも行ったってことになるが、彼はどうやって帰ったんだろうか?その時はヤンマたちはいなかったようだ。初めて来たみたいだったので。だとするとなおさらラクレスがどうしたのか気になる。まさか今回だけ出口が無かったのか?だとするとなんで今回だけなのか?
また、ギラが戦う理由は分かったが、他5人はなんで戦い始めたのか理解できなかった。勝手についてきて勝手に因縁つけて勝手に戦い始めたように見えた。なんかギラが戦い始めたからなんとなく戦ってみましたって感じがした。
さらに驚いたことに、この作品では敵であるはずのバグナラクが一体も出てこなかったことにある。キングオージャーとしての基本構成すら守れないとはどういうことなのだろうか?頭を抱えるしかなかった。
これらの問題を改善するには、元々死の国での戦いは、ギラが新しい王としてふさわしいか確かめるための試練であり、他の5人はあえてそれを隠していたことにする。さらに試練の最中にバグナラクが茶々を入れて正しく遂行できなくなったのを6人でまとめて解決するという流れが一番いいと思った。
王様戦隊!!
ギラの戴冠式のとき、死の国ハカバーナの扉が開き……各王に試練が!
ギラは、初代シュゴッダム王と対峙…王様戦隊として闘います!かなり、重厚なストーリーとアクションなど最高のできでした。
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