劇場公開日 2023年7月28日

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「こんなに正義感の強い人って居るものなのか?」シモーヌ フランスに最も愛された政治家 カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5こんなに正義感の強い人って居るものなのか?

2023年7月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

それもそのはず、
こんなにも悲惨なことを目の前で自身が体験して来たことだから!

それを真っ直ぐ忖度なく、
勤勉に、弱者のために、正義感のままに進めたら、
女性初の欧州議会議長となったフランスの政治家シモーヌ・ベイユの人生を映画化。

恥ずかしながら、
全く知りませんでした。

(o^^o)

1974年、パリ。
カトリック人口が多数を占め、男性議員ばかりのフランス国会で、シモーヌ・ベイユは圧倒的な反対意見をはねのけて中絶法の可決を実現させる。

1979年には女性として初めて欧州議会議長に選出され、
理事たちの猛反対にあいながらも「女性の権利委員会」を設置。
女性のみならず、移民やエイズ患者、刑務所の囚人など、弱者の人権のために闘い続けた。

その不屈の意志は、かつて16歳で家族とともにアウシュビッツ収容所に送られたという過去の体験の中で培われたものだった。

「パリ、嘘つきな恋」のエルザ・ジルベルスタインが40代以降のシモーヌ、
「スザンヌ、16歳」のレベッカ・マルデールが10〜30代のシモーヌをそれぞれ演じた。

カール@山口三