「凄まじい殺人ゲーム」ジョン・ウィック コンセクエンス odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
凄まじい殺人ゲーム
凄まじい殺し合い、カンフーの銃撃版ガンフーはいわばこのシリーズの売り物だから致し方ないが4作目となると度肝を抜かれるほどエスカレートしていました。冒頭から気になったのはセリフの仰々しい固苦しさ「二度目のチャンスとは失敗した者の逃げ場所だ」とか、その割にキアヌのセリフは短い、なんでもキアヌは脚本のセリフが気に入らず半分を削除したそうだ。
これだけ、いとも簡単に大勢の人が死ぬ映画は観ていて気が咎められることも否めません、死に過ぎ・・。
おまけに今度は日本まで舞台に巻き込んでの殺し合い。なんでもキアヌ・リーブスは千葉真一のアクションを師と仰ぐほどの大ファンだったからでしょうかね、本作は一番弟子だった真田広之さんが代役、大阪にコンチネンタル・ホテルが建てられていたのは驚きでした、ニューヨークと同じルールでしたね、恐るべし主席連合(ハイテーブル)。
日本だから刀で闘うのかと思ったらキアヌはヌンチャクを振り回していました、ヌンチャクは中国製だと思っていたが沖縄の琉球空手の武具だったそうですから、まあ、良いでしょう。中国も大きなマーケットですからキアヌの敵役の盲目の殺し屋に香港スターのドニー・イェンを使っていましたね、とても盲目とは思えぬアクションの強者でした。
延々、襲撃が続くのかと思ったら決闘とは、なんでも決闘は「主席連合」の古い掟だそうだから意外でした。気になったのはウィンストンがジョンの墓に手を触れ「さようなら、息子よ」と言っていました、ほんとかよ?、それに加え、ライオンズゲートは既に5作目に着手しているらしいとの報、ジョンのお墓は偽装だったのか・・。