「アクションは殺陣とカメラワーク✨」ジョン・ウィック コンセクエンス コウズィさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションは殺陣とカメラワーク✨
本日、鑑賞して来ました♪
シリーズ完結篇で楽しみにしてました。
今回は真田広之とドニー•イェンが入る事によって
アクション◦コーディネートの幅や奥行きが拡がり
リアリティーを増す。
ドニーイェンとの一騎討ちのシーンでは
故・深作欣二監督も言っていた
「アクションに台詞を絡ませるのはアクション映画の
鉄則だ」と。これもちゃんと活かされていた。
これでもかと言うくらいキアヌ◦リーブスに
襲い掛かってくる刺客達の演出は多彩な
カメラワークにより見ている者をまるで
ゲームをプレイしているかのようにしてくれて
思わず体が動いてしまう。
空間を活かしたアクションで次のステージが
何か楽しみになっていく。
俯瞰からのワンカット◦カメラワークは新しさを
感じたしスタントマンの階段落ちも見事だった。
やられる側が痛々しく見えてこそアクションも栄える。
手下1人倒すのが簡単だと戦いの苦労が伝わらない。
手下の必死さも物凄い伝わってくる。
それが面白い✨
使う武器も個性があって良かった♪
ドニーイェンは仕込み杖だし黒人の追跡者は
ランダル銃みたいで銃身は最新式だったし。
使う武器にも個性や性格を出す事ができる。
この人がどんな人なんだろうと分かる。
マイナスな面は大阪コンチネンタルで
真田の手下が手にして行く刀に鞘が付いていない所だ。
あれは無いだろ。使う側も怪我してしまう。
異国人の刀の扱い方はもっと日本の時代劇から
学んで欲しいものがある。
刀の扱い方も日本映画界が異国人に正しく伝えていく
必要もある。
という事でアクションというジャンルの進化は
まだまだ可能性があって期待できるだろう。
アクション映画の発展を願い乾杯🍻✨