「絶対映画館で見て」ジョン・ウィック コンセクエンス カミムラさんの映画レビュー(感想・評価)
絶対映画館で見て
シリーズ最高傑作
アクション映画の最高峰
最期に相応しい作品
これだけ壮大なアクション全振り映画は未だかつてなかったな。
とりあえず最初の爆音正拳突きで心持ってかれました。
最初にキャストの感想から
・キアヌ・リーブス
作中の大半が彼のアクションシーンなんだけど、ガンアクション、肉弾戦共にめっちゃレベル高いし、危険なシーンも多く、超身体張ってる。
今回印象に残ったのはとヌンチャクとキアヌの日本語。ヌンチャクでのアクションシーンにかなり時間割いてるのを見ると、ヌンチャクが気に入ってんのかな?
あとキアヌの日本語、なんか可愛いかったな。もうちょい長文で聞きたかったな。
そして犬に優しいのも良い。
・香港のレジェンド、ドニー・イェン。
盲目の暗殺者という難しい役を見事演じてた。現代版座頭市って感じで凄くかっこ良かったし、彼のアクションが作中で一番キレが良かった。
・日本のレジェンド、真田広之。
やっぱかっこいいわ。彼の存在で一気に作品に重厚感増すね。
また、最近の出演作の中ではダントツにアクションシーンが多く、ドニー・イェンとの対決も嬉しい。ただ、負傷した状態での決闘だったのが少しだけ残念だったかな。もっとバチバチのタイマンを見たかった。
あと、彼の娘役のリナ・サワヤマもアクション凄いね。あそこまで動ける女優はそうそういないんじゃない?
・俺の最推し、スコット・アドキンス
パッと見誰かわかんないよ!
気付いたの死ぬ直前だったし。次見る時はもっと彼のアクションに注目したい。
っていうかよくあんなに動けるよな。
・今回のボスキャラビル・スカルズガルド
かっこいい、セクシー。それだけ。
・Mrノーバディと敵幹部チディ
いままで見たことない役者だったけど、演技
、アクション共に良かった。他の出演作も見ようと思う。
次にアクションについて
車に轢かれたり、高い場所から落ちたり、かなりの距離を階段から転がり落ちたり、めっちゃ危険だし痛そう。ジョン・ウィック不死身にも程がある。
どのアクションシーンも甲乙付けがたいんだけど、個人的には後半の廃屋での銃撃戦めっちゃ良かったと思う。
天井から全体を見るカメラワークが良かったし、当たった敵が燃える銃が派手でかっこいい。
気になった所
やっぱり大阪。
和風なんだけどあんまり日本っぽくない。
なんだろうねこの違和感。
あと、日本刀はともかく弓矢と手裏剣ってさ、かっこいいんだけどいくらなんでもって感じ。
あとキアヌの走り方がなんかダサい。
最後に
個人的にはジョン・ウィックっていうキャラはそんなに好きではないんだよね。
愛の為か復讐の為か知らんけど、周りを巻き込み、死を撒き散らすまさに災厄。ババヤガー。
良く言えば愛に生きて一途。決して諦めない心の強さ。
悪く言えば自己中かつ生き汚い。執念深い。
それはさておき、最高なアクション映画なのは間違いない。