「待ちに待った新作にしてシリーズ集大成?の今作、構成としてほぼ8割が...」ジョン・ウィック コンセクエンス idさんの映画レビュー(感想・評価)
待ちに待った新作にしてシリーズ集大成?の今作、構成としてほぼ8割が...
待ちに待った新作にしてシリーズ集大成?の今作、構成としてほぼ8割がバトルシーンというとんでも構成で見応え十分でした。銃に剣に矢に犬と相変わらずのなんでも戦闘。特にパリ・エッフェル塔下での車が行き交う中のバトルは凄かった。またカメラワークも独特で終盤の上からの俯瞰映像は面白かった。ゲストも豪華で友人役のドニー・イェンや真田広之のキャラクターが良く、特にドニー・イェンの盲目の敵役は盲目が故の戦い方が面白くハンデを物ともしない最強さが凄かった。そして個人的に他作で知った伊澤さんが今作に参加との事で劇中やエンドロールで見つけて嬉しくなった。逆に歴代キャラの退場などシリーズが終わる雰囲気に寂しさも感じた。(追:後から知りましたが演じられた俳優さんが亡くなっていたとの事…非常に残念でありこの場で哀悼の意を。)
最終決戦、朝日が昇る中での一対一の撃ち合いは神聖さを感じて美しかったし長い長い戦いの中でようやく呪いから解放され最愛の妻の隣で眠るジョナサンのエンドがシリーズ終幕?として綺麗に締めたなと感じた。
また今作タイトル「コンセクエンス」の通りエンドロール後のシーンもまた”報い”として綺麗に終わらない感じが良かった。
個人的に大好きなシリーズなので終わって欲しくはなかったけれどもシリーズの終わりとしてはとても良かったので複雑な気分です…笑
追:今作で終わった…と思っていたらどうやら次作がある!?!?!?…らしい。ここからどうストーリー展開していくのか…もしやあの墓はダミー???…ひとまずちょっと安心したし楽しみがまだ残ってるのが嬉しい。