「妻を愛する夫」ジョン・ウィック コンセクエンス カズユキさんの映画レビュー(感想・評価)
妻を愛する夫
こないだ鑑賞してきました🎬
お客さんの入りは、5割いたかどうか。
とうとうこのシリーズも4作目。
前作で指詰めしたジョンは、指輪を取り返しに行くところからストーリーが展開されていきます。
序盤では、グラモン侯爵によりまさかのシャロン死亡。
これにはウィンストンも沈痛な表情で「撃つなら私を‥」と。
その後ジョンは大阪コンチネンタルで大立ち回り。
真田広之演じるシマヅとドニー・イェン演じるケインの刀での対決は良かったですね。
ここではケインに軍配。
グラモンに決闘を申し込む為に、ルスカ・ロマとの関係修復を目指すジョン。
手荒い歓迎を受けたあと、条件のキーラを殺しに行きます。
キーラのアジトでの四つ巴ポーカーは緊迫感ありました。
当然戦闘になり、ジョンは苦戦しながらもキーラを殺して金歯を持ち帰ります。
ところでスコット・アドキンスってあんなに太ってなかったですよね❓
なんか細工してるのかな❓
相変わらず、蹴りが冴えてましたね。
決闘の代理を立てるという、ちょっと情けないグラモン侯爵。
ケインが選ばれ、結局ジョンと夜明けに決闘することになってしまいます。
決闘場所に行く前の石段での、ジョンとケインの共闘シーンは「やっと見れたか!」と思いました🙂
西部劇っぽい拳銃での決闘になり、始めは30歩の距離から一発。
次は10歩近づいて一発。
更に10歩近づいてもう一発。
ここでついにジョンが倒れます!
グラモンはしたり顔で「トドメは私が」とケインから拳銃をもらいます。
しかしウィンストンが冷笑しながら「思い上がったクズめ。彼は撃っていない」と言うと、間髪入れずにジョンがグラモンの眉間を撃ち抜きます!
ここはドラッカーと同じ気持ちになりましたね!
しかし、ジョンは亡き妻ヘレンに思いを馳せると倒れ込み‥。
次のシーンは、まさかのジョンの墓。
ヘレンの隣にあり、それぞれ墓石には「妻を愛する夫」「夫を愛する妻」と。
キングも「まさかこうなるとは」と言ってましたが、私も同感です。
今まで高所から落ちたり、防弾スーツごしとはいえ撃たれまくったりしながらも生存していたジョン。
主席からの自由を求めて、数々の犠牲を払いながらも、様々な困難に立ち向かってきた男が、ようやく得られた安息が墓の中というのは‥。
これも1つの終わり方ですかね。
私はジョンは死んでない方に一票です。
そして、エンドロール後は花束を持って娘に渡そうとしているケインを、ナイフを手にしたアキラが‥!
製作陣は続編作る気でしょうか?
アキラの表情から、復讐を肯定している映画ではないのはわかりますがね。
個人的にはジョンの死に実感がわかないので、もう一作だけは作って欲しいです!
監督やキアヌ達には、4作品お疲れ様でしたと言いたいですね🙂
他の方も言ってますが、ランス・レディックのご冥福をお祈りします。
映画の最後でも、「ランス・レディックの思い出に捧ぐ」と出てました。