「報復」ジョン・ウィック コンセクエンス まこやんさんの映画レビュー(感想・評価)
報復
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裏社会の掟を破り、粛清の対象となった
ジョン・ウィックの4作目。
ニューヨーク、大阪、ベルリン、パリを移動し戦って行く。自由になるのを求めて。
10回倒れても10回立ち上がる不屈の精神。
特注品防弾スーツの異常な固さとヌンチャク裁き。もう誰も彼を止められない!
真田広之さんの刀裁きと俊敏な動きは見応えあり。リナ・サワヤマさんも良く4~5週間のトレーニングで演じたと思う。
特殊メイクのスコッド・アドキンスさんも巨漢ながらキッレキレなアクションに驚愕。
ドニー・イェンさんの動きは別格でスピードが違うし、見えない。
まさかの凱旋門で片手でドリフトしながら、片手で銃を打つとは。180度、360度回転ドリフトを
習得して演じるとは凄過ぎる。
ワンコにも優しいし。
サクレ・クール寺院の222段の階段。
普通に登っても長いのに階段から転げ落ちるスタントマンにも感服。
どんな鍛え方をして訓練をしてるのかが想像を絶する。
俳優の方々も凄いけど、スタントマンあっての
映画。出来るだけ多く殺してくれとも言ってるし。
鬩ぎ合い最中のドラクロワの絵画『民衆を導く自由の女神』前の会話は印象的だった。
最後で彼処まで運んでくれと伝えて、墓石に『妻を愛した夫』と刻まれたてた。いや~、本当にお疲れ様でした。真意は謎ですが、ゆっくり休んで下さい。
キアヌ・リーブスかチャド・スタエルスキ監督のどちらかが思いたったら、次回作が生まれるかもしれないですね。監督の夢を詰め込んで叶った映画でした。
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