「1・2・3以上のアクション映像を楽しめる4作目でした。」ジョン・ウィック コンセクエンス idwebさんの映画レビュー(感想・評価)
1・2・3以上のアクション映像を楽しめる4作目でした。
以下ネタバレ
テンションの高い作劇で
1・2・3以上のアクション映像を楽しめる
4作目でした。
防弾スーツが高性能すぎるので
無敵描写が多く、
そのためフィクション感強めな銃撃戦だな・・・と
最初は思いましたが、
いちいち止めを刺す、描写をいれてくるので
無敵スーツでのバトルに
少しづつ緊張感のある雰囲気が醸成されていき、
まぁ無敵スーツもありかも・・・
と思わせる強引な銃撃戦がすごいバトルでした。
最後の決闘前に脱いだ無敵スーツや無敵ベストから
弾丸が落ちる音を聞かせる演出が
無敵スーツの言い訳説明にも聞こえて少し笑えました。
ピンポンセンサーを使うドニー・イェンは
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
より強くなっていて驚きましたが、
それでもやはり、
終盤の階段のシーンは、
真田広之が、
「モータルコンバット」や
「ブレット・トレイン」のような剣術で助太刀として活躍した方が
超テンション上がるのに!!
という
不満点以外は
満足度の高い映画でした。
凱旋門で一般車両だらけ車道の銃撃戦や
ダンスクラブで踊っている人たちの中でのバトルは
一般車両やダンサーが逃げないのが気になり、
最初は鑑賞ノイズになりましたが、
(女性のダンスしてる人がバトルに驚いてるのに、再び踊りだして逃げない等)
派手なアクションがずっと続くので
だんだん、一般車両や一般ダンサーが気にならなくなっていく、
不思議な映画でした。
一番の上がるシーンは、
ジョン・ウィックの賞金が4,000万ドルになってからの
上から見下ろしたアングルの銃撃戦でした。
テレビゲームで見たことのある既視感アングルなのに
映画で再現しているのを見るのは、
「ジョン・ウィック:コンセクエンス」が
初めの体験でしたので
凄すぎて驚きました。
国立新美術館が照明で大阪のホテルになってるのは
ちょっと雑なアレンジな感じがしましたが、
ニューヨークやパリの風景もかっこいい映画でした。
新しいチャレンジ満載作風で、
久しぶりに満足度の高い映画でした。