「まだこんなにも殺しのアイデアがあったのか!!」ジョン・ウィック コンセクエンス グラノーラさんの映画レビュー(感想・評価)
まだこんなにも殺しのアイデアがあったのか!!
4作目となる今作でも、今までなかったアクションシーンが満載。
今までの作品のなかで、キアヌ以外のアクションが際立って良かった作品と言えるのではないか。
特にドニーイェンや真田広之などのサブキャラの人物像・キアヌとは違った流派のアクションが素晴らしく、この映画シリーズにさらなる幅をもたらしている。
彼らについて、深くジョンウィックとの過去が語られるわけではないのに、どんどん彼らに感情移入してしまう。
相変わらずのネオンギラギラのコンチネンタル大阪で刀を振り回す真田広之を見れて本当に良かった。
「真田広之に刀を持たせて戦わせたらみんな嬉しいよな?」と言わんばかりのアクションシーン。はい、最高にカッコよくて嬉しかったです。。
とりあえず家に帰ってブレットトレインを見ようと思いました。
大阪、ベルリン、パリと様々な舞台でどんどんスケールアップしていき、ヌンチャクバトル,凱旋門でのカーバトル,階段でのふりだしにもどるバトルなど、まだこんなに面白い戦闘が観れるのか!と感動しながら、それでも頑なに存在する謎のクラブハウスでの格闘も全て良かった。。
最後の階段アクションからの決闘シーンはアツかった。。
「ん?それってルール通りなの?反則?」とか一瞬ではピンと来なかったが、なんかうまいこと行った。。良かったよ。。この2人。。と思った。
今まで激しいアクションの連続だったので、最後に静かに決着がつく決闘というアイデアを持ってきたのは素晴らしいと思う。
どんどんスケールアップし、その分巻き込む人間も多くなっているが、次の作品もさらなる大物アクション俳優が出ることを期待しています。。最高でした!