「この映画を観た後の男はウザいで賞受賞。」ジョン・ウィック コンセクエンス MR POPOさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画を観た後の男はウザいで賞受賞。
堅苦しい言葉を題名にしたが、俳優業としてはもうベテランで何でも出来る彼が制作総指揮で「自分はこういう風に映画を命をかけて撮りました」ってのがヒシヒシ伝わる傑作です。
3時間と少し長く途中間延びする瞬間もあるが、ガン・フーアクションによる殺陣の見せ方、バリエーションはシリーズ中最高で最後まで魅せてくれます。
とにかく美術が凝りに凝ってるし、絵になる。
場面展開が早いですが、光や色の使い方、音、哲学が流れ、場面場面がアートです。
またキアヌが日本好きってのがヒシヒシ伝わってきます。
コンチネンタル大阪や電車が、ジョンウィックの世界観に合わせて脚色されてますがその塩梅が非常に素晴らしい。
最近の海外の映画って日本撮るのうまいなぁとしみじみ思います。
この作品は多く語りたくなり収拾がつきません。
見終わった後は映画を語りたがる男の典型みたいになります。
デートには向いてないかもしれませんが、ウザがる彼女や奥さんにネチネチ話すまでがこの映画とセットだと思います。
ぜひ大きな画面で大音量で鑑賞する事をオススメします。
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