「報いを受けるときが来た!」ジョン・ウィック コンセクエンス だいふくさんの映画レビュー(感想・評価)
報いを受けるときが来た!
もうね、169分ずーっと戦っているんですよ。1~3作目も格闘が凄かったですが、4作目はもうこれでもかってボリュームの格闘シーン。その戦う場所も様々で、まるで格闘ゲームでも観ているようです。1つの映画で格闘シーンを見た最長記録鴨と思えるくらい。
映画上のジョン・ウィックは、基本無敵なんですが、役に劣らずキアヌは元気ですよね。この時ほぼ60歳の年齢ですよ。それがこんな格闘シーンを演じれるなんて、すごいとしか言いようがありません。撮影では絶対に身体を色々痛めながらなんだろうなって思いました。撮影場所も、ベルリンとパリで製作が開始され、日本やニューヨークでも行われたとのことで、移動だけでもそのタフさがうかがえます。
本作は、日本愛も結構あったので楽しめましたね。大阪コンチネンタルステージといいましょうか。ホテル内での真田広之やリナ・サワヤマも入り乱れた格闘は面白かった。なんといっても、日本の描き方が一世代昔のハリウッドが描く日本のようで、こんなの日本ではないと思いながらも、それが楽しかった気がします。あと、盲目の暗殺者ケインなんかは、座頭市を思い浮かべますね。
楽しすぎて、長丁場でしたがあっという間でした。あ、でもジョン・ウィックはもうこれでラストなのかな?って感じですので、そこは寂しいなぁ。
コメントする