「犬と家族に優しい奴」ジョン・ウィック コンセクエンス コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
犬と家族に優しい奴
犬が二匹出てきたから傑作。
このシリーズで重要なことは……
犬と家族に優しい奴は、みんないい男だってことです。
ただし、みんな殺し屋だけどね。
キアヌ・リーブスに加えて、W主演だったんじゃないかと思わせるドニー・イェンの大活躍ぶり。
それに加えて、新キャラ「Mr.ノーバディ」ことトラッカー(シャミア・アンダーソン)も交えた、トリプル主演だったんじゃないかという感じ。
さらに敵の一人、キーラ(スコット・アドキンス)のインパクトが大。
首長の一人・伯爵とその配下は存在に苛ついてしまう、本当に嫌なキャラになっててよかったです(でも他が濃すぎて、存在感は薄い)。
犬がコーギーじゃないけど、『カウボーイビバップ』へのリスペクト的なものを感じました。
特にストーリー展開は、『ビバップ』25~26話「ザ・リアル・フォークブルース」的でした。
一つだけ疑問だったのは、野暮は承知で、あれだけ懸賞首として追いかけられてるウィックが、どうやって国家間を旅しているのかしらん?
すぐ次のシーンで、すかっと海外へ移動できているんだが。
それと、これから見に行く人は、エンドロール後にポストクレジットがあるので、明るくなるまで席を立たないことを推奨。
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