「コンセクエンスとは」ジョン・ウィック コンセクエンス imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)
コンセクエンスとは
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IMAX 字幕版で鑑賞。
邦題の「コンセクエンス」って何? 知っている日本人どれだけいる?意味不明。
原題は単に"Chapter 4"のみ。全世界ほぼこれに準じている。日本のみの題名。
過去作観ました。前作のカサブランカのシーンなどで「報い」の訳で出ている。
前作「パラベラム」は『戦争の準備』の意。今作「コンセクエンス」は『なるべくしてなった必然の結果』の意。
今作ではラストの最重要シーンで発せられる。
これは素晴らしい題名。ジョンウィックの世界観からして、ありきたりな題名だと興醒め。邦題担当者さんの大ファインプレー。意味不明なんていってすみません。でも意味不明ではあるね。
序盤は銃撃戦もなく重厚なシーンが続く。でもこの緊張感が心地良い。
そして大阪のシーン。銃剣だけでなく弓そしてヌンチャクまで。盲目の暗殺者も盲目ゆえコミカルな場面も。和の映像美も含めて完全に満点。
中盤はね、パス。
後半いよいよパリへ。エッフェル塔が一望できる素晴らしいロケーション。
凱旋門前では一般車両が銃撃戦の前を平気に通り過ぎる。
建物内では改造銃の火力がハンパない。カメラアングルを含めての映像美。
ジョンは敵を倒せるのに、その前で犬が…。
盲目の旧友も金の亡者の暗殺者も、敵だけど敵ではない、己の美学の為に行動する。
単なる暗殺者の物語だけではない所がこのシリーズの素晴らしい所だと思う。
長いクレジット終了後、謎のシーン。今後に影響するのか?
そして、ジョンは? 次回作が有るのか?
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