「駄作であり傑作」シック・オブ・マイセルフ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
駄作であり傑作
出だしから主人公カップルがロクデナシとわかるエピソード。
次々と襲い来る不快感。
他人から注目を集めるために、自分の身体を傷つけるという思考が全く理解できない。
しかし、山頂から生配信で滑落死したり、コロナ禍でのノーマスクノーワクチン連中や、因縁つけての私人逮捕を繰り返す恐喝連中のふるまいなどを思い返すと、大差ないなと。
承認欲求というより、何物でもないくせに自分が世界の中心じゃないと気のすまないモンスター駄々っ子で、見苦しさと不快感しか存在しない。
SNS依存症や活動家、自爆系迷惑ユーチューバーがいかにクダラナイのかを示していて、「そう感じる風に作っている」と、よくわかる。
不快感への耐性がない人にとっては、まったく面白くないというか、「主人公ら早く死ねばいい」しか感想が出てこないであろう駄作とも受け取られる可能性があるんですよね。
その意味で、傑作ですね。
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