「苺ミルクとバッハを愛する異国の天才」不思議の国の数学者 どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
苺ミルクとバッハを愛する異国の天才
ノンフィクション風の人間ドラマで、学校や試験の問題点、学歴社会や経済格差、政治のことまで取り上げていて メッセージ性があって良かったです。
苺ミルクと ヨハン・ゼバスチャン・バッハの「無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調」が好きな警備員チェ・ハクソン(イ・ミンシク)の 数学の教え方が素敵でした。
母子家庭のハン・ジウ(キム・ドンフィ)に 数学を教えるチェ・ハクソン本人の人生にも 変化が訪れます。
おそらく 数学が大好きな人にとっては、数学研究者として食べていけるなら それは最高なことなのでしょうね。
プロットは ベタながら好感が持てます。
韓国らしい鋭い視点で、知的な作品でした。
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