劇場公開日 2023年4月28日

  • 予告編を見る

「韓国映画は基礎体力が違う」不思議の国の数学者 三毛猫泣太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5韓国映画は基礎体力が違う

2024年11月5日
Androidアプリから投稿

ちょっとお涙頂戴エキスが強すぎて白けそうになるんだけど、話も面白いし俳優たちも魅力的なので最後まで集中力切れずに見れました。ハン・ジウ役の子けっこうちゃんと大人なのに高校生にしか見えない、何で韓国映画はこういうことがちゃんとできるんだろう?それに引き換え日本の配給会社よー、『不思議の国』って何よ?北朝鮮のこと不思議の国って呼んでるわけ?センス悪い上に社会にまったく興味なんだねこの人たちは。エンドロール前に出た QED が原題かと思って、何とセンスの良い!何でそのまま使わないんだよ!と思ったらこれは FIN 的な意味で使ってたのね。にしても不思議の国のなんたらなんて子供だましにもならないタイトルよりこっち使えば良かったのに。キム・ギドク、パク・チャヌクらのアート全開映画もいいけど、こういう一般大衆向けもとゃんとレベル高く作り上げてくるんだもんなー、韓国映画ほんとすごいよ。

三毛猫泣太郎