「主に何故か好感が持てないのが致命かな。間延びな推理ホラ-作品。」岸辺露伴 ルーヴルへ行く The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
主に何故か好感が持てないのが致命かな。間延びな推理ホラ-作品。
あ~ 今日は適当に観ちゃったんだけども。
「岸辺露伴 ルーヴルへ行く 」行きましたわ。
劇場入ってビックリ、
メッチャ人多くて 本当に満員御礼でしたわ。
感心の高さを感じました。
ジョジョの奇妙な冒険の荒木飛呂彦氏原作の
漫画ベースの実写化ですね。
NHKで『岸辺露伴は動かない』をやっており
その延長でこの作品となってるのね。
主人公の岸辺露伴ですけど、
あんまり好かれる性格じゃないね。でもこの知性ある意識高い系が
ウケルのでしょう。
だから青年期役のひ弱なイメ-ジが合わず、ガッカリ感が多いのでは
ないでしょうか。
京極さんみたいな作風で、
絵画に絡む謎解き推理、ちょいと不思議な世界。
山村 仁左右衛門が描いた この世で最も黒く、最も邪悪な絵がテーマ。
山村 仁左右衛門の妻の旧姓が”岸辺”・・・ははぁ~んって繋がりの展開。
ホラ-、リングの呪いの絵って感じ。
観たら死ぬ!みたいな。
後半は どう見ても安物のホラ-としか思えない出来を感じちゃう。
良くわからん感情は、
青年期に出会った 藤倉 奈々瀬。
漫画が出来上がって、露伴が彼女の姿を探していて
サンダル?有るのを見て 彼女が帰ってきたと喜び
彼女も急いで彼に会い 嬉しくて抱き合う?場面。
あそこの あの時点での感情としては
観ていてオカシイですね。
あんな馴れ馴れしくは成らないと思うけどな。
その後、漫画に出てる自分の髪色見て
こんなの違うとハサミで絵を切りつけるのだが、
見ていて危ない娘やないかい。
アブネ-雰囲気が漂ってるよ。
そうゆう作品なんだろうけども、
現代じゃないな。
感覚が明治か大正時代的と思うわ。
そんなこんなで
もう一つ 深くは楽しめませんでした。
ご興味ある方は劇場へ。