「ヘブンズ・ドアー!」岸辺露伴 ルーヴルへ行く コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
ヘブンズ・ドアー!
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『ジョジョの奇妙な冒険』を含め原作は一度も読んだことがありません。その当時、荒木飛呂彦先生の独特な絵があまり得意じゃなかったのが理由ですが、『魔少年ビーティ―』などは連載時リアルタイムで読んでいてその世界観は大好きで短く終わったのを残念に思った記憶はあります。
ただ『岸辺露伴は動かない』のドラマはNHKの予告CMを観て気になり、調べたら荒木先生のジョジョのスピンオフであることを知り、小林靖子さんが脚本に加わっていることもあり、今までのシリーズはリアタイで全部観ていました。特に飯豊まりえさん演じる泉京香のキャラが大好きでその流れで今作も楽しみにしていました。
さすが映画版だけあって実際のルーブル美術館でロケ、その圧倒的な美しさに息を飲みますし、岸辺露伴の世界観にピッタリだと思います。露伴先生いわく「人間の手には負えない美術館」らしいですが、死ぬまでに一度体感しておきたいと思いました。
若かりし日の露伴先生もステキでしたが、その露伴少年を惑わせる木村文乃さんのモナリザを連想させる美しさには目を奪われたし、若い頃に少し仲良くなった年上の女性のことをなぜか思い出しました。
原作を読んでない私にとっては岸辺露伴=高橋一生さんであり、年一で良いからこれからもこのシリーズには続いていって欲しいなとあらためて思いました。
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