劇場公開日 2023年5月26日

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「''奇妙''なフランスへの旅」岸辺露伴 ルーヴルへ行く 桜さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0''奇妙''なフランスへの旅

2023年6月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

あらすじはざっとこんな感じ。

若き日の岸辺露伴の記憶から、「この世で最も黒い絵」の正体と、その絵の作者を追って、フランスのルーヴル美術館へ取材に行くが、、、。

いつもの奇妙さも持ち合わせながら、高橋一生演じる露伴と飯豊まりえ演じる泉京香の名コンビが繰り広げる凸凹な掛け合いはやはり見ていて楽しい。

それと今回はホラー要素もドラマより強めで、ゾクゾクするシーンがいつも以上に盛り沢山だった。
こういう雰囲気がめちゃくちゃ好きなので、とても満足のいくものだった。

ドラマシリーズの劇場版というと、ドラマの時の良さが消えてしまう作品が今まで数多く、あまり期待しないで劇場へ足を運んだが、期待以上に楽しめたので良かった。

それと今回は演出家の意向か、高橋一生さんの方針なのかは定かでは無いが、ドラマシリーズよりも高橋一生さんの演技が暗めで、いつもの露伴先生を期待してしまった自分もいた。

ただ、ドラマシリーズの良さもありながらフランスロケということで映像美も素晴らしく、内容も深く見応えたっぷりの作品だった。

これでシリーズが終わってしまうのかは定かでは無いが、今後もこの岸辺露伴をもっともっと見たいという気持ちがあるので、楽しみに待つことにしよう。

桜