「しもた…2だったとは知らなかった」呪餐 悪魔の奴隷 うにたん♪(人手不足の業種はつらい)さんの映画レビュー(感想・評価)
しもた…2だったとは知らなかった
日本名タイトルでは2作目を察知できる情報は無かった。
ちゃんとあらすじを読めば分かったかもしれない。
ともかく、借りてしまっまからには観なければ。
そもそも何かで予告編を見て「気になる見たい」とチェックだけしていたけど、パート2とは。
中心になる家族は母親を失った事を話しており、前作での惨禍が仄かにみえる。
おんぼろエレベーター、すぐに詰まるダストシュート、ほんとにイヤ~なマンションだ。
雰囲気は中々のものだが、キャストの急な笑みとか不安感を煽る頻度も多い。
こう言う真っ暗になるシーンが多い作品でセットの粗さを誤魔化せる利点もあるのでおんぼろマンションのおんぼろ具合が良い具合に見える。
それにしても、エレベーター事故で死んだ方達をわざわざ自室へ放り込んでカギもかけずに置いておくとは防犯意識の欠片もない。
そして始まる探検(笑)
説教師マハードさんよ、なんで暗がりの死人の部屋をマッチ棒の灯りで見回りに行かせる?
懐中電灯貸してやれよ。
案の定、見てるこっちもヒヤヒヤする展開。ここは観てても面白いかった。
しかも時間制限付きで29年毎に起こる悪夢を繰り返す為にこのマンションを管理していると言う。
怪しい宗教団体とリニたち家族の関連性も見えてくるのだが、前作で契約させた母親の絡みで父親は脱会のため2000人もの命を奪って指を集めていた。
しかしラミノムとは何だったのか?
もっと大きな計画が…って、えっちょ待てよ。
ラストのお前ら誰だよ?
何で抱き合って踊って終わるんだよ?
不死身ってことか?
おーい? (笑)
全体としておどろおどろしさは良い雰囲気で「こ~んな所は行きたくない!」と言いたくなるだけの雰囲気があった。
光の明滅でコマ送りのように恐怖シーンの間を持たせるのも上手く出来ている。
ただストーリーがもう少し関連付けて分かりやすいようにしてくれれば良かったかな?キャストの役名も中々憶えられないし…。