映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコのレビュー・感想・評価
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すみっコたちのやさしい物語でした
いろんなことを改めて教えてくれました。古くなった物でも大事にしましょう。容姿は違ってもみんな仲間。仲間は大切にしましょう。働き方を含めて、当たり前のことを忘れている社会へのメッセージのように思います。かわいいすみっコたちにくすっと笑わされ、そしてほのぼのと素敵な映画でした。
ぺんぎん?の絶ゆるアクションは必見
1作目の驚愕の展開に涙してすみっコの大ファンになったわたくし。
今回も、伏線がしっかり張られた巧みな構成と、すみっコらしい優しさに満ち溢れた展開、そして前2作とは違った前向きな明るさで、とても楽しめました。
ラストのオチをこの媒体でやるのはニクいですね〜
今回メインのしろくまが、しろくまらしい活躍という感じではなかったのだけが、少し残念かな。
だんだん悪くなってる
良いところ
すみっコたち
ダメなところ
ナレーションが悪目立ち
アクションシーン
なんか続編のたびに悪くなっててこれ、だれかちゃんと世界観コントロールしてる人いるんだろうか。
今回明確に働くお仕事が出てきたのだけど、どうにも働くことに対してのスタンスがわからない世界で働く、ということを掘り下げる理屈がわからんし、報酬を目当てにしてないという意味では働くと言っていいのかすらわからない。あれは単に意志の弱い人を強制労働させてる構図なんだけど。あとナレーションの方が替わってたけど、単純に、音量がデカいことも合わせて前に出過ぎ。
どこまでも優しさに溢れたすみっこ
こども向けと侮ってはなりません。
資本主義の矛盾やモダン・タイムスばりの
人間疎外の労働の描き方、ワーカーホリック、生産性中毒などもですが、
日本という国の根深い問題を、メルヘンの世界でここまで描ける、サンエックスさん、
凄いです。
でも、すみっこたちはどこまでも愛と慈しみと優しさに溢れていました。
泣いてるコはほっとけないすみっこたち。
パワハラやいじめとは無縁のすみっこたち。
そんなすみっこのような人間がたくさん増えたら、
いまの日本が抱える様々な問題なんて解決できるのにと。
実写化したらSF感動サスペンス超大作になります。
「映画クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」が
山崎貴監督で「BALLAD/名もなき恋のうた」という
実写化された時ののように、この映画の物語も
SF感動サスペンス超大作そのもの。
感動する為のきっかけは全て相手を思いやる優しい心。
そしてずっと見てても飽きない可愛いすみっコ達たち。
私が観たのが
21:45からのレイトショーだったんですよ。
子供向けのみならこの時間でやらないできないよね?
人に優しくしたくなる映画でした。
そして
本上まなみさんの声は癒しだねぇ♪
すみっコぐらしが警鐘するコト
【第1作よりはマイルド。見やすい映画ではあるがメッセージは強烈。】
すみっコぐらしは第1作の"ひよこショック"で話題を呼びましたが、見る世代によって訴えかけてくるメッセージが異なるのが凄いと思っています。
子どもが見れば、寓話的な物語。でも大人が見ると、えげつない社会風刺に化ける作品です。
そんなシリーズの第3作はついに資本主義社会へ警鐘を鳴らす作品へ化けてしまいました。第1作より話の展開はマイルドですが、メッセージは強烈になっています。
最後にスタッフロールで流れるシーンも注目です。これは"映画館"で見るべきです。現在、隆盛を極めているVODの配信を待つのではなく。
マジの良作
VODで映画1と2を観てすっかりハマってしまい、ついに劇場へ。
小さな子供たちを避けて鑑賞したかったので、
「大人向け」なのかレイトショーがあったのは嬉しい。
まあこの映画シリーズは「大人向け」の枠を作るべき作品。
今回は「おもちゃ」をモチーフに据えた、しろくま回。
映画の入場者特典で“社員証”がもらえる。
えっ…社員証…?
「もちばに ついてください」
ファンシー次元だから絵面とノリが緩和されてるだけで、相変わらずフルスロットルなブラックユーモア・ダークファンタジーである。キッッッツ。タ〇部屋やん
そんな風に大人だけは「ハ、ハハハ…」と半笑いになるシーン多々だが、
子供には、
・おもちゃが、どうやって作られ、出来上がり、売られているか
・「毎日お仕事をする」って、どういう楽しみと苦しみがあるのか
・今こういう姿のものが、過去はどういう姿だったのか(また、その逆も)
という、「過程」「お仕事」「時」への理解を促すものとなっている。
また、大人にはそれを思い出させる内容となっている。
幼稚園年長~小学3年生ぐらいで、テーマを体感または実感できるのではないだろうか。
中学生や高校生は、がっちり掴めるだろう。さあ泣くがいい。感動で。
何も誇張なく、本当にそういう話。
つまり、よくできていて、素晴しいのである。
ネタバレを避け、ぜひとも映画館のスクリーンで観てほしい作品。
これはVODより、映画館で。
映画すみっコぐらし1と2よりも、3の方が映画館との親和性は抜群に高い。
自分に小学校低学年ぐらいの子供がいたら、まず見せたい作品だと思った。
すみっコぐらしらしい映画でした
みんながハッピーエンドは難しいなって思いますが、そのあたりもうまくまとまっている映画だと思いました。
お子さん向けとしては十分お勧めな映画だと思います。
井ノ原さんが直前で降板され不安でしたが、特に違和感もなかったですね。
でも井ノ原さんいたVerも見てみたかったかなってことも思いました。
待ってた!今回はすみっコファン向けの映画で安心した
今回のすみっコぐらしは感動で泣かせる作品ではなく、ファンも長く求めていたすみっコ従来の楽しさや世界観を出した作品になっています。
1作目の作りが「すみっコぐらし」にしては異質だった為、すみっコぐらしの映画のイメージが「感動で泣かせる映画」という形で広まってしまいました。
2作目も同様に感動で泣かせる流れですが、途中から無理にとかげの話に繋げて母親との再会場面でも泣かせようとしたため、全体が中途半端な形になり
案の定、すみっコに興味ないが泣けるとの口コミで1作目を観て、2作目も期待した人達からは
「1作目は泣けたが2作目はそこまでじゃなかった」「内容は1作目が良かったなど」など
すみっコ自体の評価ではなく、感動して泣けたかどうかに評価の重点が置かれてしまいました。
脚本に関しては1作目は「脚本のオファーが来るまですみっコを全く知らない脚本家」が書きました。
ストーリーや演出も流行りの「泣ける」「感動で泣かせる映画」にしてしまった為に、口コミで映画を観た(すみっコを知らない人達)には特に評判が良く
逆にすみっコファンからは「すみっコぐらしでここまで切なくて泣かせる話しにする必要ない」「わいわい楽しませて欲しかった」など賛否が別れました。
今回の作品は1作目と同じ脚本家だそうですが、監督がすみっコぐらしを把握している方です。
とくに1作目は「大人を感動で泣せ、子供は悲しみで泣かせる」作りでしたが
監督のインタビューで、今回は(子供達に)楽しかったと喜んで帰ってもらえる作品にしたくて制作したとも書いてあり、記事を読んで少し涙出ました(映画で楽しんでインタビュー記事で泣かされるとか笑)
その為、今回はしっかり子供や大人のすみっコファンに寄り添った作りや演出になっています。
すみっコを知らない大人が感動を求めて観る作品ではなくなっています。
ただ、脚本家が1作の方なので、やっぱり今回もすみっコ達は1作目同様につらい思いをします。
とは言え今回のつらい思いは労働です、精神面ではないの安心です。
すみっコ達が製造業に挑戦します。
ここで映画を観ている製造業に携わる大人は現実に引き戻され、ブルーカラーにはつらい場面です(笑)
今回のメインはしろくまです
しろくまメインでありながらも今回はしっかり他のすみっコ達の出番もフォローされています
寒がりのしろくまは他のしろくまよりもだいぶ薄毛なので寒がりの理由が見てわかる様にも描かれていたり表現も丁寧です。
工場で用意したすみっコ達の個室部屋も昔のすみっコのテーマに描かれていた部屋だったり
ファンへのサービスもしっかりサポート
工場のちょっとリアルな表現や現代にも通じる需要と供給の表現に大人は現実がよぎりますが、最終的にちゃんと上手くまとめてあります。
エンディングで描かれる工場のその後も、しっかり過去のすみっコぐらしのテーマに繋げてあり感動!嬉しかったです
全てを知ったうえで2回目を視聴すると更にすみっコの世界を楽しめると思います
楽しいだけではなく、じんわり程度に泣かせてきますが無理に泣かせる演出はなく
ゆるいのに以外とキャラクターの過去が重いと言われるすみっコぐらしですが
その点も工場の過去を含め上手くまとめ合わせてあり安心して観られます
2作目同様にメインのすみっコ達以外のキャラクターが少しづつですが登場してます
マメマスターやパン店長、あじふらいのしっぽなど、ちらっと姿が観られるだけで何をするわけでもないですがファンには嬉しいです
ほんとに泣かされた
過去2作も評判良かったみたいですけど、シリーズ初観賞。
可愛くてちょっと訳ありなすみっコ達に癒やされつつ、クスッとしつつ、ハラハラしつつ、しろくまさんの家族愛や物を大事にする心、工場の過去に何故か実家の母を思い出し、思わずうるっとしてしまいました。
良かったです。
驚きの強制労働?!もある意外な展開
大人が観ても面白いと聞いたので、行ってきました。オッサンの私以外は、ほぼお母さんと学齢に達するか達しないかくらいの娘さんの2人連れが多く、やはり場違い感は否めませんでした(笑)
本作は、映画版「すみっコぐらし」の第3弾とのこと。ただ当然前作も前々作も知らず、初見だった訳ですが、初めに登場人物(キャラクターというべきか)の紹介があったので、入口の部分で困ることはありませんでした。キャラたちが喋らず、意思表示は字幕なので、ちゃんと観ていないと取り残される危険性もありましたが(当たり前だけど)、本上まなみのナレーションがあったので何とかなりました。
内容的には、すみっコぐらしのキャラたちがおもちゃ工場で働くというものでしたが、そもそもボタンを探しに工場に入って行っただけで、働くために行った訳ではないのに、何故かみんなで働くことに。この謎の集団行動に頭の中は「???」という感じでした。子供たちはこの流れをどう理解していたんだろうかと、そっちの方も気になりました。子供は頭が柔軟だから、そんな細かいことは気にしないのかしら?物語が進むと、徐々に理不尽な強制労働的になって行き、「だから言わんこっちゃないだろ」と思ったものの、最後は”黒幕”とも仲良しになるという大団円でした。
本作の公開は11月3日でしたが、同日に封切られた「ゴジラ-1.0」も、「ひとりも死なせない」をテーマにしていました。世知辛い世の中だからこそ、「みんな仲間」「死んで花実が咲くものか」という希望の光みたいな作品が創られるのかなと思ったところでした。
大人が観ても面白いかという点に関しては、やはり何故働くんだという点が引っ掛かっていて、正直「う~ん」としか言えませんが、”黒幕”の切ない思いなどは充分理解できる話であり、中々良く出来ていると思うところもありました。
そんな訳で評価は★3とします。
忘れないで
愛してやまないすみっコぐらしの映画第3弾。
これまで公開日に見てきたのに、今回は3日遅れ。まじで悔しい。前作の「青い月夜のまほうのコ」が大傑作&ナレーションのイノッチの降板により、今回は結構不安でいっぱい。でも、蓋を開けてみれば今まで通りの、優しく暖かいすみっコの世界が広がっていました。
とはいっても、イノッチの降板はデカい。
ぽっかり穴が空いた感じがする。すごく寂しい。本上まなみだっていいナレーションするんだけど、1人となると淡々と解説しているように思えちゃう。やっぱりすみっコぐらしにはイノッチがいないと。「あれ、すみっコたちどうしちゃったんだろう?」が聞きたいよ。次回作、待ってる!
テーマとしてはこれまでで1番重いかも。
大事なものはいつ何があっても大事。古いとか壊れたとか関係ない。ぬいぐるみをいつまでも大切にするしろくまの一連の流れは、シンプルながらにかなりグッとくる。でも、それだけで終わらないのがすみっコぐらし。効率化を図ろうとする産業化の実態やAIによって脅かされる生活、更には機械の一部となり人権を失う現場など、かなりディープなところまで踏み込んでいる。愛される場所になるためにどうしたらいいのか?の回答は、すみっコらしくて心が癒される。可愛い見た目して、さりげなく社会問題を取り上げる。ものすごい。やっぱり今回も泣かされた。
前作の作画が神がかっていたため、本作は若干物足りない。おもちゃ工場という舞台はめちゃくちゃ良かったけど、もっと色んなおもちゃが見たかったという印象。それでも、これまで以上にテーマが掘り下げられていたので、在り来りな映画にはならず、すみっコでしか出来ない良さが存分に発揮されていました。思わず、豪華版のパンフレットを購入。原画が載っていて、これまた大満足。来週にはしろくまのポップコーンバケットも買わないとね。
ほのぼのアニメの中に芯のあるメッセージ
笑いあり、ほのぼのありは、過去2作と同等以上のクオリティー。本作の特徴としては、前作以上にメッセージ性が強いこと。子供と一緒に見ても、楽しかっった+アルファがあることでしょう。
リアルペンギンの使い方がシュールでよかったです。
せつなさとやさしさと
すみっコぐらしの映画も三作目。
一作目「とびだす絵本」は評判どうりの「ささる」作品で
一気に評価を上げたこのシリーズ
二作目「青い月夜」はあまり好みでなかったので少々不安だったのだけど
三作目である今回は期待以上に楽しめる作品になっていたのがうれしい
モチーフが「玩具工場」とあって「これちょっと怖い系の話になるのでは?」
と予想はしていたのだけど、想像以上に怖い展開が待っていた(笑)
楽しさからのスペクタクル、工場に隠された思い
すみっコたちの活躍による伏線の回収と
70分程度の短編とは思えぬ満足感の高い作品に仕上がっている
やはり「やること」がシンプルにまとまっているのは好感触
ちょっと残念だったのは「本物のペンギン」にもうちょっとフォローが欲しかったな
途中「ペンギンどうなったん??」って不安でしょうがなかった
いかないで
またまんまと泣かされてしまった大人です。
生産目標! 労働の喜び!
福利厚生! 労働災害!
ス ト ラ イ キ !!
それらもだいぶ心に来るものがあったのですが、自分も大事にして捨てられないおもちゃやタオルや何やかやがあって。
いかないで
が、心にぐっと来てしまう。
更にそれが彼に向けたものに思えてしまって。
大人の世界はつらいものですが……次はきっと帰ってきてね。
すぐそばの人々を思いやること、今回もやさしさに溢れる作品でした。 ...
すぐそばの人々を思いやること、今回もやさしさに溢れる作品でした。
私的には、エンドロール中の絵の連なりと、レトロテクノ調な曲で、すごく泣きました。
他の観客さんが、他の場面で泣いてるのが聞こえてきましたし、見方を変えたら違うものが見えそうですね。
前作までと同様、一度目で沁みること、一度では理解が及ばなかったこと、さまざまあって…。
同じ作品でも、2度目3度目…と見たら、また異なる感想を抱くのだろうなと想像しています。
(初回鑑賞 2023-11-03 イオンシネマ川口)
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2度目鑑賞。
要らなくなったもの、取り残されたもの、
かつて愛されたもの、皆の人気だったもの、
古ぼけた装置が並ぶ工場、
捨てないで直して、ずっとそばに置いておくこと...
初回で気づかなかったことや、理解が深くなったこともあって、刺さるところが初回より増えて見えて。
破れた縫いぐるみをお裁縫してそっと脇に置く母親、
つぎはぎだらけのぬいぐるみ、"すてなかったよ" の一言,しばらく涙が止まらなかったです。
(2度目鑑賞 2023-11-10 イオンシネマ幕張新都心)
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3度目鑑賞。
私的な印象ですが、やっぱり大人向けの作品だよね…と、再確認してきました。
金曜のお昼過ぎ、親子連れ&お子さんだけの観衆に埋もれながら、でしたが。
郷里や家族を想うこと、
壊れたものを直すこと、
近くの人をいたわること、
あなたは必要だよと告げること…
じわじわ味わい深いです。
今回のシアター、とても音質が良く
没入の感動というよりは、むしろ冷静に音を聴き入ってこれました。
(3度目鑑賞 2023-11-17 イオンシネマ板橋)
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お盆休み旅行の台湾で、また鑑賞してきました (台湾では2024-07-19公開でした)。
聞こえてくる言葉、画面上の文字、ほぼすべてが現地語に置き換わり。
わからない語彙もあるものの、キャラ同士が互いを思いやる、いたわる、気遣う、慈愛に満ちた空気は、しっかり伝わってきました。
映画館の窓口で、鑑賞チケットを買う際、作品名が台湾語で言えず。
持ってきたぬいぐるみを見せたら、伝わりました。
手先の器用なしろくまさんに救われました。
(13回目鑑賞 2024-08-13 高雄・大遠百 威秀影城(Vie Show Cinemas Kaohsiung FE21) ).
しろくまの想いととんかつの勇姿
かわいくて癒されるすみっコ達とハラハラドキドキな展開、そしてほろっと泣ける映画でした。
対象年齢が過去二作品より高めな印象で、大人のひとが共感したり考えさせられたりする箇所もあるのではないかなと。
今回のメインのしろくまと格好いいシーンのあるとんかつ、そしてとんかつとえびふらいの絆が特に良かったです。perfumeの主題歌もノリとテンポがよくて作品の雰囲気にぴったりでした。
採点無しで感想だけ
小さな子供向けの作品なので採点無しで感想だけ。
すみっコぐらし3作とも見ましたが、個人的には1作目が一番いいです。
本作の脚本家は1作目と同じ方ですが、1作目には及ばないのでは・・
まあ、子供が満足していれば大人の感想なんてどうでもいいですけどね。
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