「号泣する準備はできてなかった」丘の上の本屋さん ターコイズさんの映画レビュー(感想・評価)
号泣する準備はできてなかった
素晴らしかった。
映画としての完成度というだけではなくて、個人的に好きな世界を丁寧に描いている
自分のツボにはまる作品で。
イタリアの最も美しい村の一つを舞台にした古書店の店主と村の人々との交流を描いてゆく。中でもブルキナファソからの移民の少年、エシエンにコミックを皮切りに次々と本を貸し出す。この本のチョイスがもうたまらなくて。鉄板のチョイスが素晴らしいなって思う。そうだねそういう順番で読んでいくと間違いないなって思うような選択と順番で、そこで個人的にぐっとくる。
古書店にやってくる客たちとのやりとりや交流が描かれ、そして、最後に店主が選ぶ一冊。
これがちょっと想定外で。
泣く準備、できてなかったな…
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