「本は心のサプリメント!」丘の上の本屋さん ねもちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
本は心のサプリメント!
タイトルに心・持ってかれました!
眩しいくらい緑豊かなイタリアの小さな村にある丘の上の本屋さん
店主が常連客と何でもない日常を穏やかに過ごしている
移民の少年と本を通してのやりとり
店主と少年の会話の対等な流れは無駄が無く
ずっと傍で聞いていたくなりましたし
ニコラが働くカフェで濃い目のコーヒーを飲みながら田園風景を眺め「星の王子さま」を読みたくなりました
ラストの少年の力強い瞳の中に彼の光溢れる未来が見えた気がしました
人生の楽園の様な
あの場所に寄り添うように流れるピアノの旋律
アンティークなオルゴールの優しい音色
やわらかな陽だまりの様な心温まる作品でした
本は1度目は理解し2回目は考える
…店主のこの言葉は映画を観る事に共通すると思えましたし
人権啓発の気付きも得る事も出来た学び多き84分でした
帰りの電車…誰もが下を向き無表情でスマホをいじる中
背筋を伸ばし文庫本を読む女子高生になんだかホッとしてしまった私でした
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もりのいぶきさんのコメント
2023年4月14日
ねもちゃんさん、コメントありがとうございます。
>本は心のサプリメント
はい、同感です。
本だけでなく、映画や音楽や
それに綺麗な景色を観るのだって
良いものに触れた後は、
心も軽く明るい気分になります。
そういった良いと思える作品鑑賞のきっかけに
私のレビューが役立ったのなら嬉しいです。
(ヘタなレビュー書けないぞ、とドキドキもしてます)
↑ ビビリ ・_・;