「微妙な締め方」丘の上の本屋さん しげるさんの映画レビュー(感想・評価)
微妙な締め方
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後味が悪い
爺様が子供に本を読ませ、感想を聞くというプロセスはシンプルに楽しい。
話は爺様の周辺に終始してあまり楽しくはないが、アリアのオルゴールなど、客に合わせた劇伴は小気味良い。
しかしエシエンの内面や境遇、生活環境がどのようなものかを全く掘り下げていないのに最後がアレだと消化不良。
途中に出てくるフィルムコミック批判も作家性と言えばそうなのだろうが、個人的には前時代的な意見に感じた。
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