「探しているのは2人とも」さいはて Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
探しているのは2人とも
飲み屋で知り合った独り飲みの男と独り飲みの女が2人で逃避行する話。
寂しさからか下心からか意気投合してお散歩し、逃避行しちゃう?となって気づけばどこぞの湖の畔。
なんだか文学チックに装飾と間をたっぷり使いみせていき、かなりマッタリな進行ですね。
作中でも言っていたけれど、主導はどっち?
トウドウの一貫していない言動は迷いということ?それともどこかで芽生えた下心?
そもそも彼らの逃避行っていうのはただ目的も行く当てもなく旅をすること?
だとするとそもそもこの人達は何から逃げているのか…2人の過去に対する逃避ってなんでしょう?
曖昧なことが多過ぎて感情も乗って来ないし雰囲気映画という感じにしか思えず、しっくり来なかったし、最後の最後でなにその唐突ファンタジーは…悪い意味で更にぶっ壊された感じ。
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