「キャラクターたちの活躍をたっぷりと大画面で楽しもう(いろいろ考えないで)」劇場版 SPY×FAMILY CODE: White ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
キャラクターたちの活躍をたっぷりと大画面で楽しもう(いろいろ考えないで)
人気アニメの映画版をIMAXで堪能。
世を忍ぶ仮初めの家族、敏腕諜報員である父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋の母・ヨル、未来予知犬・ボンドの三人と一匹からなるフォージャー家。
ロイドの任務(オペレーション〈梟〉「ストリクス」)を継続させるため、そして、アーニャの〈星〉「ステラ」獲得のため、出発した初めての家族旅行に数々の困難が立ちはだかる。
難しいことは何も考えず、キャラクターたちの活躍をたっぷりと映画で楽しもう。
映画ならではの大スケールのアクションが展開されます。
アーニャ、まさかの下ネタ・ファンタジー・シーンなんて、シリーズでは絶対観られない。
(けど、映画だからって、そこを広げなくても…)
そのシーンのゲスト声優が、千葉繁という無駄に豪華な配役。
悪役凸凹コンビの声を、中村倫也、賀来賢人が好演。予備知識なしで観たので、全然気にせず後でパンフレットで知りました。
と言いつつ、その「難しいこと」を考えると…、映画だからと派手にしたのはわかりますが、クライマックスに大型飛行艇上で大アクションという展開は、アニメでは良くある定番。
古くは、「未来少年コナン」「ルパン三世/死の翼アルバトロス」、最近ではCG版「ルパン三世 THE FIRST」とやりつくされた感もあり、わざわざ「SPYXFAMILY」でやらなくても、とは思います。
ヨルさんの見せ場のために、とってつけたようなタイプFとか、
さすがに、ロイド家三人が、あの状況を斬り抜ければ、相手が普通の人ではないと気付くでしょうねぇ。
原作者がガッツリ公認だから、いろいろ言うのは野暮でしょうか。
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