「『逝きし世の面影』が体感できる秀作」クモとサルの家族 イコンさんの映画レビュー(感想・評価)
『逝きし世の面影』が体感できる秀作
もう抜群に面白い !
芦澤明子さんが敢えて35mmFilmで撮っているので秀作だろう、、と予想はしていたものの まさか、こんなにぶっ飛んでるとは!
芝居の上手い役者ばかりが揃っているのに、彼らが手練のメソッドを捨てて、この奇想天外の物語のために高校球児のように直向きに演じているのだ。
芦澤さんが同時並行して撮っていたレジェンドバタフライとは三桁も違う制作費だろうが、
あちらで抑制してたクリエイティビティを全開で突進していて文句無く 映画史に残る映画になっていて、渡辺京二が伝える江戸時代の世界がよーく判る
こんな自由な時代劇 中野裕之監督のサムライフィクション以来 見終えてもワクワクが止まらなかった。
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