「母ちゃんが強いぐらいが丁度良い?」クモとサルの家族 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
母ちゃんが強いぐらいが丁度良い?
里で暮らす忍び夫婦と家族達が峠で行き倒れていたじっちゃんを助けたことで、争い事に巻き込まれる話。
有能なフリーランスの忍びの嫁と、詰めが甘い主夫状態の夫、そして修行中の子ども達という構成の家族だけれど、天下泰平な世の中になり、都で商売でもして暮らそうかと考えていた矢先、じっちゃんを狙うヤツらが襲撃してきて…。
コミカルでキャッチーなつくりではあるけれど、コメディという感じではなく、かといってアクションとしての見せ場も無し。当然シリアスなドラマもなくてどの方面にも中途半端に感じる。
音響もバリバリの大袈裟SEを含む全編後乗せで臨場感もないし。
ストーリーそのものは特に悪いとは思わないけれど、やりたいこととかコンセプトとかはどこなんでしょう?
キャストばかり妙に豪華で何だか良くわからないドラマを見させられた感じかな。
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