「幸福や幸せが飽和状態となった人類へ犠牲と生贄を誰かが求めているのか!試されているのか?」ノック 終末の訪問者 カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)
幸福や幸せが飽和状態となった人類へ犠牲と生贄を誰かが求めているのか!試されているのか?
不自然なゲイと中国系養女の幸福そうに見える家庭に、
世界の終焉を救済のために、
一名の家族を生贄を差し出せと言われたら?
俺良なら迷わずあの可愛い養女ウェイを差し出すところだが、
あなたなら、誰を犠牲にするか?
とんでもない発想の作品だが、
利己的な犠牲のない幸福の蔓延に飽和感の反動として、
このリスク感覚がバランス感覚として生じてくるのはアジア系の発想なのかもしれない。
いや、今日のハリウッドに対するボリウッド感覚かもしれない。
もっと怖くしたなら良かったなぁ
いつか、
knockは、
犠牲を求めてくる。
「シックス・センス」「オールド」のM・ナイト・シャマラン監督が、ポール・トレンブレイの小説「終末の訪問者」を原作に、
世界の終末と家族の命を天秤にかけた非情な決断を迫られる一家の危機を描いたスリラー。
ゲイのカップルであるエリックとアンドリュー、そして養女のウェンの家族が山小屋で穏やかな休日を過ごしていると、
突如として武装した見知らぬ謎の男女4人が訪れ、家族は訳も分からぬまま囚われの身となってしまう。
そして謎の男女たちは家族に、
「いつの世も選ばれた家族が決断を迫られた」「家族のうちの誰か1人が犠牲になることで世界の終末を止めることができる」「拒絶することは何十万もの命を奪うことになる」と告げ、
エリックとアンドリューらに想像を絶する選択を迫ってくる。
^^
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