「「よかったよ。」」死体の人 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
「よかったよ。」
「グッバイクルエルワールド」で足を洗ったヤクザを演じてイッちゃってた奥野瑛太が死体専門の売れない俳優役で主演。そして唐田えりかがデリヘル嬢を演じる。
もう観るしかない。
なのに東海地区で1館しかしてないよ。それも1日1回の上映。嘘でしょ。
宣伝コピーが
「生きることが下手です。死んだふりは上手です。」
奥野瑛太主演だからもっとひりひりした内容かと思ったら、「男はつらいよ」の同時上映みたいな笑って泣けるベタでほっこりした作品でした。そこがよかったです。
「よかったよ。」って声かけてもらえただけでまた頑張れる。
支えてくれる人がいるだけで生きていける。
(甘えてるだけのクズもいたけど)
常に死を考えているから生命が愛おしい。
なんかちょっと元気になれるいい映画だな。
奥野瑛太さんの優しい顔はじめて見た。なんでもできる人なんだ。
唐田えりかさんは透明感があって、どんな役を演じても嫌味にならない本当に素敵な女優さんだと思う。テレビやCMに出られなくてもいいから、もっともっと映画で活躍してください。
よかったよ。
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