「ンフッ!飛信隊の信、アナタ中々の戦いでしたよォ! カマ将軍王騎vs龐煖に話続く!」キングダム 運命の炎 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
ンフッ!飛信隊の信、アナタ中々の戦いでしたよォ! カマ将軍王騎vs龐煖に話続く!
いよいよ7月も末。
yahoo映画 カテゴリもオワコンに・・・
残念の思いで一杯です。
日本を代表する主要ポ-タルサイトにおいて
エンタ-テイメントのど真ん中、映画カテゴリが無いなんてネ。
Yahoo!検索からなんて 見に行かない人 大多数と思うわ。
これである意味トレンドと指標を失う訳ね。
大人の都合だから 仕方が無いですね・・・
(最近AI生成レビュ-投稿も増えて来てそうだったし)
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今日は「キングダム 運命の炎」鑑賞です。
・キングダム(2019年)
・キングダム2 遥かなる大地へ(2022年)
・キングダム 運命の炎(2023年)
映画第3作目に当たります。
私的な嗜好からすると
1作目>3作目>2作目 でしょうか。
今作はこの前の2作よりは数段上で流れは良かったですよ。
とわ言え、次作以降に内容続くので まだまだ目が離せない状況でしょうか。
観ていてこの話展開は、洋画のハリ-ポッタ-並な趣を感じますわ。
この調子で製作出来たら 中々のシリ-ズ作品に成る気配が。
邦画的には良いのではないでしょうかねぇ。
今回の三作目は、秦軍と趙軍の激突する 馬陽の戦いとなります。
童信は王騎の元で修業し 無国籍地帯の平定の課題を完了し
百人将となり 飛信隊の隊長に。そして王騎より指示をうけ
この戦いで 敵(趙軍)将軍の馮忌の首を獲れと命ぜられる。
果たして 無事に任務遂行できるか~って話展開です。
過去の嬴政の趙⇒秦へ脱出の決死のエピソ-ドもあり
中々の見せ場だったと思います。
良かった所:
①なんと言っても 過去(7年前)の嬴政の話でしょうか。
趙の中で酷い仕打ちを受け、闇商人の紫夏と亜門・道剣らと共に秦への脱出劇ですかね。人への思いや、命からがら隠れ逃げ、最後の趙軍の追跡を振り切り自国に戻る場面は中々の見せ場だったと思います。
ここの展開は見ていて 心がグッと成りましたよ。
ちょい誇張(不死身的)した点もありましたが、流れは良かったと思いますね。
②秦軍:王騎・騰・蒙武・壁・干央と10万兵、
趙軍:趙荘・馮忌・万極・そして龐煖と12万の兵 の決戦!
話的には馮忌の首を信が獲った所で終わるのですが、戦いはまだ終わってません。ここの全体的な見せ方とか、攻め方、その作戦兵法は十分楽しめたかと思います。次作以降も大いに演出期待大です。
もうちょっとな所:
①飛信隊の岩山上り攻めですが、実際なら岩山上にいる趙軍からの弓矢攻撃をバンバン受けて殲滅するのが普通かなと思う。ちょっと都合良すぎかも。
また 首獲りに全員で突進ですが、そんなアホなとも思えます。
鎧着てる相手と農民恰好の兵士での動きの機敏さで勝利したと思われますが、あれだけの武装兵をそう簡単に少数でヤレルのかと思うね。
②紅一点 羌瘣の必殺技をちゃんと魅せて欲しかった。前作でやり過ぎてたけど今作では手抜きに思えたわ。1回は一網打尽でスゲ-と言わせて欲しかった。
ひょっとして場面が有ったかもだが緩い感じに思えました。
③最後に出てくる 龐煖(ほうけん)が 胡散臭い!
暗闇に、一人で。どっから来た?
強いの持ってる武器の刃の曲がりと大きさで分かるでしょう。なぜ無駄に突進して死ぬの。
ていうか、敵の総大将が一人で?来るのか疑問。分らんわ。
次回に引っ張る場面だけども 気に成ってしょうがない。
④役者陣も総て良かったし良い活躍だったと思う。
本も撮りも演出も 流れは前作より遥かに良かった。
しかし、マジで ダメ出しするなら、
宇多田ヒカルの『Gold~また逢う日まで~』ですかね。
やっぱ曲が軽すぎて合わないね、折角の余韻が吹っ飛んだわ。
前作のMr.Childrenの「生きろ」も酷かった!
やっぱり ワンオクを復活採用して欲しいな!!
次作には期待しています。
壮大な決戦の幕開けで次作に続きますが
ご興味ある方は
是非、ご家族揃って
劇場へ お越し下さい!!